採用担当の教科書

8月1日以降は一気に増える?内定辞退の連絡を受けた時の適切な対応方法

内定辞退

倫理憲章上の8月1日選考解禁により、8月に入って一気に内定の辞退が出始めた会社もあるのではないでしょうか。
今年は選考の大幅な後ろ倒しによる内定辞退を懸念して、内定を多数出している傾向もあり、内定辞退がどの位出てくるのか読めないところでもあります。
内定辞退の連絡を受けた際の適切なやりとりについて紹介していきましょう。

初めに理由を話してもらうことが大切

内定辞退の連絡が来たらすぐに電話を切られないようにできるだけ優しく、親切に応対しましょう。
明らかに不快な対応を取ってしまうと学生もできるだけ早く電話を切ってしまいたくなります。

学生に辞退する理由や他の内定先などを話してもらうためには話しやすい雰囲気作りが大切です。
辞退してしまう学生がその後どうするのかは一見関係のないことのように思えますが、その傾向の分析は次年度以降の採用活動に必ず活かせます。

また、就職活動の大幅な後ろ倒しが倫理憲章で発表された今年度は特に大きな変化があり、学生の状況を把握することは非常に大切なことです。
まずは理由や辞退を考えるに至った経緯などをできるだけ詳しく話してもらうということを目標にしましょう。

迷っている場合は考え直すように勧める

内定辞退をする時点では既に他社への入社の意思を固めている学生も多いかもしれませんが、実際には迷っている学生も多いはずです。
今年の就職活動では多くの内定辞退が予想されるために学生の囲い込みが激しく、まだ迷っているのに入社するかどうかの決断を迫られて泣く泣く内定辞退の連絡をしている学生もいるかもしれません。

内定辞退の連絡をしてきてもまだ自社への未練がある学生いるのではないのでしょうか。
連絡があった際にはその理由は経過などを聞くとともに本当にそれで後悔しないのか、自社に対して未練がないのかを聞いてみても良いでしょう。

そこで未練があるようであれば、時間を設けてもう一度考えてから決めてもらうのも一つの手段です。
入社の意志を早く決断するように圧力をかけてくる会社よりも考え直す時間を与えてくれ自社の方の印象がよくなり、優先順位が変わってくる場合もあります。

学生も迷っている場合も多いので、引き止めてみるのも無駄ではありません。

学生の気持ちが決まっていたら深追いはしない

内定が出てからどのくらいの時間が経っているのか、他の会社の受験状況はどうかということにもよりますが、内定辞退の段階ではもう他の会社に入社する気持ちを固めている学生も多いです。

一通り理由や経過を尋ねたり、未練がないのかを聞いてみてもその意思が揺るがないようであれば無理な深追いはしないようにしましょう。
今は採用試験を受けてきた学生であっても今後は仕事上で関わる他社の人間になる可能性もありますので悪い印象は与えないでおくのが賢明です。

また、今の学生はネットでの情報交換が盛んなので内定辞退をして不快な応対を受けるようなことがあると情報交換サイトの掲示板に悪く書く恐れもあります。
一人の学生の書き込みを何百人、何千人の学生が目にするかわかりません。

学生の内定辞退の意志が固いと感じたら深追いはしないようしましょう。
しつこくしすぎても学生に悪い印象を与えてしまうだけになります。

内定辞退の時こそ丁寧な対応を

内定辞退の連絡を受けると採用担当者としてはがっかりしたり、学生が嘘をついていたことが判明して憤りを感じてしまったりするかもしれません。
それでもどこでご縁が繋がることになるかもわかりませんし、そういった時の対応こそ好感度アップに繋がるということを忘れないで下さい。

内定を辞退した学生にも、励ましや応援の言葉を掛けてみましょう。
とても良心的な会社であったと学生の印象に残るのではないでしょうか。

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