採用担当の教科書

1dayインターンって必要?1dayインターンの必要性を考えてみる

1day

学生が夏休みの間にインターンシップを企画している企業は多いのではないでしょうか?
そもそもインターンシップとは下記のような4つの種類にわけられます。

  • 1dayインターンシップ
  • 大手企業が主に行う、1日限定のインターンシップです。期間が非常に短いことからもわかるように実質的には、ほとんど時間が長めの会社説明会です。夏休みということもあり、殆どゼロから優しく業務を説明してくれることが多い傾向があります。
    選考には全く関係がありません。

  • プロジェクト型インターンシップ
  • 期間内にある課題を与えられ、就活生チームでその課題と格闘するインターンシップです。大手企業、ベンチャー企業で多く設けられています。期間は1日〜5日が中心です。
    選考には基本的に関係ありません。
    ただ、人事に顔を覚えてもらえること、一緒に課題にとりくんだ学生と友だちになれる、というメリットがあります。

  • 選考直結型インターンシップ
  • その名の通り、選考に直結するインターンシップです。外資系企業、ベンチャー企業を中心に開催されています。期間は2週間〜1ヶ月が主です。
    パターンとしては2つあり、研修生として、現場の業務の一旦を手伝うパターン・期間内にとくべき課題が与えられ、それをチームで解く(プロジェクト型インターンシップの選考直結型)です。
    外資系の企業の場合、採用人数のほとんどがインターンシップ経由の場合もあります。外資、ベンチャー志望は早めに行動を開始しましょう。

  • 長期実践型インターンシップ
  • ベンチャー企業・中小企業を中心に開催されています。
    このインターンシップでは、研修生として企業に入り、実際の社員の方がやっている業務を手伝うことになります。期間は1ヶ月〜6ヶ月。
    拘束期間も週2日以上と、拘束がキツイものが多いです。
    ただ、実際の仕事を経験することで、他の学生にはないレベルの『学生時代に力を入れた経験」を手に入れる学生もいます。
    インターンシップ先の選び方が重要となります。

賢者の就活より引用

1dayインターンシップは、どうしても、時間が少なく説明会の延長線上のようなものになってしまいます。
とにかく多くの学生と会いたい!という企業にはいいと思いますが、採用を目的としているのであれば、あまりおすすめはしません。

余裕があればやってもいいが無理にやる必要はない

個人的には、1dayインターンシップを無理にやることはないと思っています。

おそらく、本気でその業界や会社に興味がある学生(大手企業の場合は別ですが)は、なんらかのカタチでアクションをおこし、自分がその業界や会社に興味があるということを示し、接触をしてくると思うのです。
ソーシャルメディアが発達した今、ベンチャー企業の社長や役員に直接アクセスすることのハードルが下がっています。

インターンシップで「やる気がある学生を採用したい!」というのであれば、会社がわざわざ1dayインターンシップという場を用意しなくても、学生からアプローチしてくる可能性も高いです。
実際、そういった学生はいます。

学生を受け入れる環境と認知は必要

ただ、そういったアプローチを受けるためには、数ある企業の中で発見し、魅力を感じてもらわなくてはなりません。
ウェブサイトなどで、社長の考え、会社が目指す姿、事業紹介や社員インタビューなど、日常的に発信することは必要だと思います。

知られないと学生からのアプローチはあり得ませんので、まずは認知されることは必要になるでしょう。
また、そういった学生が来たときに受け入れる環境があることももちろん大事です。

中~長期インターンのほうが採用に繋がりやすい

1dayインターンシップの目的は、様々だと思いますが、採用を目的としているのであれば、関係性の質より量を重視することになる1dayインターンシップよりも、2週間以上の中〜長期インターンシップを企画するほうがいいのではないでしょうか。

たった1日の関係と、数週間、数ヶ月の関係では、その後に与える影響も大きく変わります。

長期間関わることで、会社理解も仕事理解も深まることになるので、そこに労力をかけたほうがいいのではないか、と個人的には思います。

目的に合わせて最適なインターンシップの形を

とにかく早い段階で多くの学生に会いたい、という企業は、1dayインターンシップとの相性は比較的良いかと思います。
本当に採用に繋げたいときには、少人数でもいいので密度が濃いインターンシップのほうがいいでしょう。

自社の目的を見失わず、最適なインターンシップを企画しましょう! 

金子愛

金子愛

法政大学卒業。 2008年株式会社クイック入社。 求人広告営業を経験後、営業企画、研修、新卒採用担当を経験。 企業で働く人や学生と接している中で、“多くの選択肢を知った上で、自分の生き方や職業を選択すること”の重要性を感じ、現在は、千葉県富津市金谷で多世代交流ができるようなコミュニティづくりをしている。

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