採用担当の教科書

中途採用社員のその後を把握していますか?会社に慣れるための適切なフォロー体制づくり

入社後のフォロー体制

採用市場が多様化する現代では以前よりも中途採用を実施する会社も増えたのではないでしょうか。
中途入社の社員について適切なフォローはしていますか?

新卒採用の社員は毎年例年の教育や配属のための研修など手厚いフォローをしている会社が多いでしょう。
しかし入る時期や配属先がまばらである中途入社の社員についてはあまり手を掛けられていないことがほとんどではないでしょうか。

そこで、中途入社の社員のための適切なフォロー体制について考えてみましょう。

会社の事業内容や制度について説明しているか

中途入社の場合は新卒採用と違って大々的なセミナーなどがあるわけではありません。
そうはいっても中途採用は新卒採用の片手間でやっている会社も多く、あまり手をかけられないのが現状です。

入社が決まった社員に会社案内のパンフレットを渡すなど、以下の点について説明してみてはいかがでしょうか。
会社の基本情報や背景などを知っておいた方が中途入社の社員も会社に馴染みやすいはずです。

  • 会社の事業内容や売上高の推移
  • 会社の強みや弱み
  • これまでの変革
  • 基本的な仕事の体制や他部署との関わり方
  • 安全衛生や知っておいや方が良い社内の制度
  • 福利厚生や休日に関する質疑応答

会社生活のフォローはできているのか

社会人経験はあるので手取り足取り世話をする社員が必要なわけではありませんが、中途入社の社員はコピー機がどこにあるのか、食堂ではどのように定食を購入するのか、費用の精算はどうするのか、当たり前のこともわからない状態です。

「わからないことがあれば聞いて下さい」と声をかけて済ませてしまう場合も多いですがそれでは質問が増えてしまい、先輩社員の仕事もその都度仕事を中断することになるのでかえって手間がかかってしまうことも多いです。
中途入社の社員に説明すべき事を事前にまとめておいて、初日にそれを一気に説明したり、もしくは書面にまとめておいてそれを渡したりするのもよいでしょう。

中途入社で入って来る社員が多いのであれば社員が入社するたびに基本的事項を説明するのは手間なのでどの社員にも使えるような説明マニュアルを作っておくのと手間が省けますね。

引継ぎマニュアルは整っているのか

中途社員は今までいた社員の退職の代わりに入って来る場合も多いでしょうが、引継ぎマニュアルも整備されていない場合も実際には多いです。
しかし、それでは他の社員の手間もかえって増えてしまいますし、中途入社の社員のするべき仕事が通常通りにまわらないと会社前全体にも悪い影響が出る場合があり、非効率になります。

可能な限りマニュアルはきちんと作成しておきましょう。
退職する予定の社員がいない職種についても基本的な業務マニュアルを作成しておき、年に一度はメンテナンスを行いましょう。
いつどこで退職や人員配置の変更があるかわかりませんので、残った社員が困らないためにもマニュアルは必要です。

中途入社の社員も入社時は不安でたまらない

社会人経験があるとは言え、入社した社員は不安でたまらないものです。
先輩や上司となる立場の人が「心配ごとや気になっていることはないか」、たまに聞いてみるようにしましょう。
その小さな気遣いが大きな業務ミスや早期退職を防ぐことに繋がるのです。

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