採用担当の教科書

何を利用すればいい?ベストな母集団形成手法の見つけ方

nayami1215-1 就職という人生の転機に携わる採用担当者。
本企画は、「人には聞けない」「誰からも教えてもらえない」・・・
採用担当者が日々抱えているお悩みをスッキリ解決するための連載企画です。

世の中には、たくさんの採用支援サービス・商品が溢れ返っていますね。
就職サイト、人材紹介、合同企業説明会、SNS・・・探せば探すほど出てくる。
数年前に比べ、ネットで情報を探すことは簡単になったものの、調べれば調べるほど 「結局、自社の採用に最も合う母集団形成手法はなんだろう?」と悩んだ経験がある方も多いのではないでしょうか。

今回は「自社の採用にベストな母集団形成手法を見つけたい!」とお悩みの採用担当者の方に、ベストな手法の見つけ方をお伝えします。

「誰に頼むのがベストか」という視点を持つ

どの手法を選ぶか、実際には、採用人数や職種、求める人物像、さらには自社の採用担当者の人数など、個社ごとの条件・状況によって、利用すべき手法は異なります。
したがって、ここでは説明をわかりやすくするために、2つのサービスがほぼ同じ条件だった場合の選び方について、就職サイトを例にお話していきます。
たとえば、あなたが就職サイト「マイナビ」を利用して母集団形成をしようと考えているとします。でも、「リクナビ」も気になる・・・そこで、リクナビの代理店A社、B社、C社それぞれの営業から話を聞いてみることにしました。
あなたは各社から話を聞いたうえで、このように質問を投げかけます。
「お話を聞いたところ、マイナビが良いと思ったのですが、どうでしょうか?」

  • A社の営業マンはこう答えました。「リクナビのほうが効果が良いです!なぜなら~。」
  • B社の営業マンはこう答えました。「マイナビについてはわからないので、とりあえず、リクナビをやりましょう!」
  • C社の営業マンはこう答えました。「御社の業態、規模、採用課題などを考えると、正直、マイナビのほうが良いと思います。」

この回答を受けて、あなたならどの会社の営業マンを選択しますか?

採用活動の成功は支援会社の営業マン次第

A社の営業マンは、優秀な営業マン!という感じがしますね。
自社の扱う商品のメリットをしっかりと説明してくれたので、信頼できそうです。
言われたとおりに、リクナビを利用してみよう、と思うかもしれませんね。

B社の営業マンは、どうでしょうか?
リクナビの効果はわかりませんが、正直で良い人そうですね。
お付き合いしても悪くはなさそうです。

最後に、C社の営業マンは、どうでしょうか?
自社の扱う商品ではないにもかかわらず、理由とともに、他社商品をすすめてくれました。
言われたとおりに、マイナビを利用してみるのが良いかもしれませんね。

さて、あなたならどうしますか?
私があなたの立場ならば、「C社の営業マンで、リクナビにする」というのをオススメします。
なぜなら、C社の営業マンのみが、自社と同じ視点に立ってベストなサービスについて考えてくれたからです。

手法選びの際に重要なのは、実は「手法」ではなく「その手法を利用して、どのような採用活動をすれば、自社が採用したい人物を採用できるのか」です。

この点をふまえて、改めて考えると C社の営業マンは、自社の扱う商品を売ることではなく、あなたの会社の採用を成功するために必要なものは何かという視点で話をしてくれています。
また、こういう営業マンは、自社では扱っていない商品の情報収集も欠かさず行なっているため、必要なタイミングで、最適なアドバイスをしてくれる可能性が高いとも言えます。

採用活動を成功させるために大切なのは、パートナーを作ること

母集団形成をはじめ、何かの手法を探したいとき。
一番大切なのは、共に同じ方向を向いて、情報を提供してくれたり、知恵を貸してくれたりするパートナーを作ることです。
「パートナーになれそうかどうか」
ぜひ、そんな視点で採用支援会社・営業マンを探してみてください!

佐藤里佳

佐藤里佳

横浜国立大学卒業。2008年人材総合サービス会社へ入社。人材採用・育成、組織開発の支援に携わる。 関わる人・企業の「想い」を大切に課題解決に徹してきた。現在は、ジャンプ株式会社にて、 旗を掲げてすすむ経営「フラッグマネジメント」を軸に、企業成長の支援をしている。

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