新卒採用活動において必ずと言っていいほど開かれる企業説明会。
学生も企業説明会に参加することで、企業への理解を深め、その企業に本エントリーするかどうかを決めます。
企業説明会は、学生と企業が最初に直接出会うことができる場です。
学生の志望度を上げるためにも、企業説明会はきちんと準備しましょう。
今回は企業説明会で必ず用意しておくべきコンテンツについてお伝えします。
企業説明会の基本の流れをおさえる
まず、企業説明会の一般的な流れを紹介します。
- 司会からの挨拶
- 会社概要の説明
- 仕事内容の説明
- 社長や役員からの今後の展望&メッセージ
- 先輩社員のお話・質問タイム
- 募集職種・選考スケジュール・今後の選考フローの説明
- アンケート
こういった流れや内容を伝えるのが一般的な形かと思われます。
これらを、おおよそ1時間半〜2時間で学生に向けて話し、会社のことを知ってもらいます。
では、その中でも特に伝えるべきコンテンツについて詳しく説明します。
仕事内容の説明はスライドや映像を使って分かりやすく
仕事内容の説明はとても大事なコンテンツなのですが、企業によっては学生にイメージしてもらいにくかったり、なじみがなく伝わりにくいこともあります。
このなかで一番大事なことは、スライドや映像を使って分かりやすく説明することです。
難しく伝えて理解されなくては意味がありません。
具体的な施策としては、「職種ごとに紹介する」「社員の1日を密着した映像や写真を用いる」など、学生がイメージしやすい説明を心がけましょう。
今後の展望&メッセージで志望度を上げる
ベンチャー企業の企業説明会であれば、社長や役員に会社説明会に出てもらう事は必須といってもよいでしょう。
会社説明会は、これから共に会社を成長させていく仲間を見つける、大事な選考活動のファーストコンタクトの場です。
- 創業の想い
- 今やっている事業の意義
- 今後どのように会社を発展させていきたいか
- そのためにどんな人材が必要なのか
こういった内容を伝え、参加学生の志望度を上げましょう。
事前にプレゼンの練習も欠かさず、本気で伝える姿勢を持って挑んでくださいね。
先輩社員への質疑応答の時間は長めにとる
説明会で人気コンテンツとなりやすいのが、先輩社員のお話・質疑応答タイムです。
まず、先輩社員に
- 今どんな仕事をしているか?
- 仕事のやりがいや会社に入ってよかったこと
- 大変だったこと
などを話してもらい、その後は、学生からの質問を受け付けるようにする形がおすすめです。
一般的に聞かれそうな内容はあらかじめ話しておき、残りは学生からの質問に回す形がいいです。
質問を受ける時間は説明会全体のなかでも1番多く、30分以上はとっておいたほうがいいでしょう。
また、この時前に出てもらう先輩社員は2名以上がいいです。
・キャリアアップのイメージをしてもらうために、若手社員と中堅社員
・聴きたい質問が異なる場合に備え、女性と男性
といった組み合わせなどがいいでしょう。
質問が出てこなかったときのために、学生が気になりそうな質問をあらかじめ用意しておくことも必要です。
今後のフローの共有は忘れずに!
最後に、募集職種・選考スケジュールやフローの確認をしっかりとしておきましょう。
興味を持っても選考時期をしっかりと確認せずに、エントリーし忘れる学生も少なくありません。
企業説明会を終えてしまうと、エントリーする学生は増えることはありません。
また、学生のモチベーションを高めるにも企業説明会は絶好の機会です。
少しでも興味を持った学生を逃さないためにも、企業説明会の準備はしっかり行いましょう。
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