採用担当の教科書

スタートアップ経営者必見。はじめての新卒採用でチェックしておきたい5項目

スタートアップ経営者必見。はじめての新卒採用でチェックしておきたい5項目
事業拡大が見えてきたので、若手を育成して主戦力にしたい。
スタートアップ企業や中小ベンチャー企業の拡大期にでてくる選択肢の一つ、「新卒採用」。

いままで中途採用などしていても「新卒採用」が未経験ならば、ぜひこの記事を読んで準備をしてください。
新卒採用の仕組みに対応しながら、中途採用やインターンシップ採用で出会わなかったタイプの求職者と出会うため、気をつけたいチェックポイントがいくつかあります。

ということで、今回の記事では以下の5つのチェック項目を開設します。

  • 1.自社の魅力を明確にする
  • 2.採用したい人材像を決める
  • 3.告知媒体の選定をする
  • 4.採用に関わるスタッフを選定する
  • 5.選考から内定まで細かく気遣う

はじめての新卒採用のチェックポイント5つ

1.自社の魅力を明確にする

事業でも新卒採用でも、マーケットの中でいかに差別化するかは、いい結果を出すために大切なポイントです。
新卒採用というマーケットで戦うために、自社の魅力を理解して最大限に伝えていきましょう。
以下の2つを起点に、自社ならではの魅力を採用市場向けに掘り出してください。

これから成長する企業の魅力

新卒採用市場では、大手企業や中堅・中小企業と同じ土俵で戦います。
会社設立年数や社員数では勝ちにくいですが、事業の新規性や成長速度など、拡大期の企業ならではの魅力です。
出資者へのプレゼンで響くアピールポイントは、ここでも活用できるでしょう。

ビジョンを語る経営者は、本質的な企業の魅力

ビジネスモデルの変化が激しいスタートアップ企業や、時代の波にのって拡大期にある企業は、今後の変化の波も一緒に乗り越えられる仲間を求めていることでしょう。
事業優位性だけでなく、根底に根付く企業のビジョンを経営者が自分の言葉で語れるようにしてください。
憧れのイメージではなく、本質的なビジョンに共感して就職を決める人材ならば、これから起こりうる波も一緒に乗り越えてくれるでしょう。

2.採用したい人材像を決める

新卒採用は、まだ社会に出たことのない学生との出会い。
働いた経験がない彼らが自社に合っているか見極めるためには、こちらで採用したい人物像を明確にすることが大切です。
以下の2点を押さえておきましょう。

成長途中の企業に「挑戦」するマインドベース

はじめての就職で、安定した大企業ではなく成長過程にあるスタートアップやベンチャー企業を選ぶ。
これは、周囲の学生と違った挑戦をする、積極的なマインドが必要です。
この要素は、今後一緒に事業を運営する仲間として、はずせない要素なのではないでしょうか。

事業と一緒に考える、育てたい「資質」の種は何か?

テクノロジーへの興味関心や、ユーザーサポートに生きる気づかい力など、事業によって求める技術や人材像が違ってくるでしょう。
今後どんな事業拡大をするのか、そしてそこで求められる資質は何か。事業計画と合わせて考えましょう。

3.告知媒体の選定をする

まずは学生に知ってもらえなければ出会えません。
効率よく効果的に採用活動をするためには、採用告知の方法がポイントになります。

大手ナビサイト/特徴的なサイト

より多くの学生を採用したい場合、リクナビやマイナビを代表とする大手ナビサイトの活用は有効です。
およそ200万円以上の予算はかかりますが、ほとんどの就活生が登録しているサービスで、その中から一定数の学生と出会うためのノウハウや仕組みがあります。

他に、ベンチャー企業に特化した就活サイトや、理系特化のサービスもあります。
媒体によりけりですが、2,30万円から掲載スタートや、採用成功報酬型のサービスも。
出会える人数は少ないかもしれませんが、ターゲット傾向は明確です。

イベント参加/新卒紹介サービス

はじめての採用で、社内で採用に関わる人数が少ないと、ナビサイトに掲載して複数人に出会う方法では負担が大きすぎる不安もあります。
そんな場合は、イベント参加や新卒紹介サービスを活用するのも一つの手でしょう。
イベント参加1回あたり、採用決定一人あたり、20万円から80万円程度。
サービス提供会社によって特徴があり、相性がよければぴったりの人材を少ない予算で採用できます。

4.採用に関わるスタッフを選定する

人数の少ない企業では、人事部門もなく、経営者が直接採用業務に関わることも多いことでしょう。
けれど、新卒採用は一度に多くの学生と情報のやりとりをする傾向があります。
業務量を考えると出来ることならばもう一人、採用に関わるスタッフを選定しませんか。

会社の広報として、応対サポートとしての採用担当者

たとえば、会社の広報やユーザーサポート業務に携わっているスタッフがおすすめです。
採用活動は、不特定多数に向けて情報発信をする、会社の広報業務の一つともいえます。
フラットに会社の情報を発信でき、社外応対に慣れている広報担当は適任でしょう。

新卒採用で出会うのは、就職活動を通してはじめてビジネス現場に接する学生が大半。
面接や選考に緊張した彼らから、想定外の問い合わせや面接対応がときには起きます。
ユーザーサポート業務に慣れたスタッフならば、スムーズに対応出来るのではないでしょうか。

自社ですべてまかなわず、アウトソースも選択肢に

採用業務をすべて自社でまかなうと本業がすすまない、なんてことになってしまったら本末転倒です。
そんなときには、信頼できる採用支援会社にアウトソースをお願いする方法もあります。
採用コンサルタントやアウトソーシング会社に相談して、会社説明会や選考のやりとり面接の一部を依頼、最終面接は経営者のみ、というミニマムな新卒採用も、ひとつの手法です。

5.選考から内定までは気遣い力で勝負

新卒採用で出会う学生は、他の企業と比べながら選考を進んでいます。
準備不足なまま採用活動をして、「やっぱり、新卒で入社するには早いのかな」なんて思われてしまったらもったいない!
細やかなフォローアップで、他の企業よりもいい印象をつけて優秀な人材を採用しましょう。

選考フローをしっかり計画/フォロー

たとえば、説明会から面接へのオファーや、次回選考の案内、不合格の通知。
これらの計画が曖昧なまま、その場その場で判断していると、連絡遅れや連絡漏れがでてきます。
顧客に連絡するのと同じ気づかいで、計画とフォローをしていきましょう。

面接場所・オフィス環境にも気を使う

少人数のスタートアップ企業で見落としがちなのが、面接場所。
オフィスに会議室や応接室がなく、ミーティングスペースの一角で面接をする、というのは、新卒採用ではやめたほうがいいでしょう。
面接に来る学生は、長い付き合いのクライアントやパートナーではありません。
また、ビジネス現場にまだ出ていない彼らには、オフィスの一角では情報量が多すぎて面接に集中できないでしょう。

スタートアップの現場感を伝えたいならば、面接後にオフィス見学を入れるなど、タイミングを選んでください。
面接をするならば、多少予算がかかっても外部の会議室スペースなどを活用して、落ち着いた環境で面接をしましょう。

事業拡大に向けたチャレンジ「新卒採用」

事業拡大をするためには、資金と人を増やすことが大切です。
少人数のスタートアップ企業から、ビジネスの仕組みが確立され続く企業へ。
貴社のステップアップにぜひ、新卒採用を生かして未来の仲間と出会ってください。

天池知子

天池知子

2011年株式会社カケハシ スカイソリューションズ入社。 就活サイト「ミートボウル」の立ち上げ運営に携わり、学生広報を担当。 2012年「就トモCafe」の社会人バリスタとしてボランティアで運営。 現在はフリーランスとしてメディア運営・ライティングに携わる。

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