セミナーや会社説明会も終了し、もう選考段階に入っている企業も多いかと思います。
早めに内定を出す企業はその後の内定辞退を心配している企業も多いでしょう。
セミナーや会社説明会が終了しても選考段階で学生に好印象を与える方法について紹介していきましょう。
採用担当者の雰囲気が良い
選考ではグループディスカッションや筆記試験の説明、面接の案内など、採用担当者が学生と話す機会がたくさんあります。
その時に横柄な採用担当者なのか親身に相談にのってくれそうな優しい採用担当者なのか、によって会社のイメージは大きく変わってきます。
選考を通して会社には数回通うことになるのでセミナーでの印象は薄れていき、採用担当者とのやりとりで会社のイメージは学生の中でどんどん変わっていきます。
もちろん、優しすぎる採用担当者は学生に優先度が低く見られてしまい、簡単に内定辞退をされてしまうことにも繋がりかねないのでいいとは言えません。
しかし、横柄な採用担当者や怖い採用担当者ではセミナーでいくら魅力的な会社に思えても、どんどん学生の希望度は下がっていくことでしょう。
採用担当者は学生に敬語を使うなどして丁寧に接する緊張感を与えつつも、待ち時間に世間話などをして親しみやすさを感じさせるという絶妙な距離感を保つとよいです。
選考段階に入ったら採用担当者が会社のイメージそのものになるということを忘れないで下さい。
面接の場でも会社の魅力を伝える
面接は学生がどんな人物か知るための場でもありますが、使いようによっては会社の魅力を伝えることもできます。
まずは少し偉そうな管理職の面接官がとても感じが良いと、親しみやすい上司の元で働けるのではないか、という好印象を学生に与えることができます。
また、こんな仕事やあんな仕事がありますがどの仕事に魅力を感じますか、といった質問によって学生に入社したらこんな活躍ができるのかという希望を与えることもできます。
学生の質問に丁寧に答えることによって学生の不安を解消し、会社の志望度を上げることも可能です。
面接は学生の情報を引き出す場だけではなく、こちらの情報を伝えることもできる対話の場だという認識も持ちましょう。
面接も使いようによっては学生に自社の魅力を伝えられる絶好の機会になります。
働きやすそうな職場環境を伝える
学生は面接などで会社を訪れた際に、社内の雰囲気や会場の様子、トイレなど設備についても観察しています。
ここでとても働きやすそうな環境だということが伝われば、学生の志望度を上げることもできますね。
学生には自社の快適さが伝わるような場所をできるだけ見せておくようにしましょう。
役員面接まで来ている学生には社内を少し案内しても良いです。
どんな環境で働くのかが明確に見えた方が学生は安心してこの会社に入社しようと思えます。
選考中でもやれることはある
セミナーが終わったからと自社の魅力を伝える機会は終わってはいません。
セミナー後から内定までの長い期間を考えると、選考段階の今が学生へ自社の本当の魅力を伝える機会とも言えます。
選考段階でこそ学生は会社を見極めているということを肝に銘じておくようにして下さい。
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