採用担当の教科書

知っておいて損はなし!派遣・紹介予定派遣を比較!

新卒採用担当の役割

昨今では正社員の採用人数枠も削られ、派遣社員で人員を賄っている会社も多いと思います。
その派遣の中でも普通の派遣と紹介予定派遣という二つの種類があります。
それぞれのメリット・デメリットはどんなところなのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。

普通の派遣形態は固定費を抱えず即戦力を採用できる

派遣社員を雇用することのメリットは正社員のような固定費を抱えなくて済むことです。
ボーナスの心配もいりませんし、退職金や福利厚生、各種社会保険の手続きも必要ありません。
毎月、契約に応じた金額を払うだけで済みます。
また、最大のメリットは業績の悪化や組織変えの際に雇用契約を打ち切ることができることです。
一時的に忙しい時期や、先の見えない大きなプロジェクトの際の人員増員の際には非常に役に立つ制度でもあります。

デメリットとしては、数年経つと直接雇用の義務が発生してくることです。
派遣に関する法律も頻繁に改正されております。
派遣社員への保護をより手厚くするように改訂されていっていますので、融通がききにくくなっていくかもしれません。

能力が合わないなどでなかなか職場に派遣社員が定着しない場合もあり、正社員を雇用した方がいい場合も出てくるかもしれません。

紹介予定派遣で人材を見極め採用につなげる

紹介予定派遣とはある一定の期間に派遣社員として勤務した後に、双方の希望が一致すれば正社員として採用することが前提の派遣形態です。
この場合の派遣社員としての期間は6カ月以内と定められています。

メリットは実際に就業状態を見ながら正社員として雇用するかを見極められることです。
通常の中途採用で正社員として雇用した場合は数カ月で解雇することはなかなか難しいものです。
しかし、この紹介予定派遣なら数カ月見てふさわしくない場合は正社員としての雇用をしなくてよいだけなので、正社員雇用ほどのリスクはありません。

また、一般の派遣社員と比べて意識の高い派遣社員が入社する確率が高いです。
しかし、デメリットとしては中途採用ほど多くの人物の中から決めるわけではないので、正社員になるかもしれない人物を数人の中から選ぶことになってしまうことです。
更に、派遣社員と違って6カ月以内に正社員として雇用するのかを決めなければなりません。

正社員にふさわしくない場合はまた新しい紹介予定派遣の派遣社員を採用するところからのやり直しとなります。
なかなか正社員にふさわしい人が現れず、数カ月ごとに派遣社員が変わるのなら普通の派遣形態にして一人の人に長くいてもらった方が業務はスムーズに流れるでしょう。

派遣形態に合わせ、うまく使い分けをおこなう

派遣と紹介予定派遣ではそれぞれ特徴が異なります。
メリット・デメリットがありますので一概にどちらの方がいいとは言い切れません。
新しく人員を配置する際の状況に応じて使い分けるのが望ましいのではないでしょうか。

長期的な雇用が確実ではない場合や初めて派遣社員を取り入れる場合などは普通の派遣形態の方がお勧めです。
状況に合わなければ契約を更新しなければよいのです。
逆に正社員を雇用したいと思っているが、数カ月勤務態度を見てから決めたい場合に紹介予定派遣がよいのではないでしょうか。

よく検討してから導入しましょう

派遣とは言っても、対人間のことなのでいい加減な導入をするとトラブルの元になります。
それぞれのデメリットも踏まえ、数カ月先の状況も視野に入れて検討するのが良いのではないでしょうか。
また、それぞれの派遣会社の営業担当に社内の状況を詳しく伝えた上で、どちらの形態がふさわしいか相談してみてもよいでしょう。

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