採用担当の教科書

はじめての会社説明会に。企画時に考慮すべき3つのポイント

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就職という人生の転機に携わる採用担当者。
本企画は、「人には聞けない」「誰からも教えてもらえない」・・・
採用担当者が日々抱えているお悩みをスッキリ解決するための連載企画です。

第二弾は『はじめての新卒採用編』。
はじめて新卒採用を担当する方が向き合うことになるであろうお悩みを全8回にわたり、解決していきます。

今回は、会社説明会を企画するうえでのヒントをお伝えします。

一般的な説明会プログラムとは

会社説明会は、自社のことを学生に知ってもらう場です。
一般的には、以下のようなプログラムで行われています。

  • 企業概要
  • 理念・ビジョン
  • 事業内容
  • 仕事内容
  • キャリアパス
  • 教育研修制度
  • 福利厚生
  • 採用情報(募集要項・採用フロー)
  • 質疑応答

また、上記を基本として、社長や先輩社員による話やグループワークなど、その他コンテンツを追加している企業も多く見受けられます。
「細かいことはいいから、まずはシンプルなプログラムで始めたい!」という会社であれば、この基本を取り入れてみるのも良いと思います。

企画時に考慮すべき3つのポイント

1、参加学生の心境・心理を考慮する

説明会を企画するうえでは、参加する学生がどのような情報を見て、どのような会社だと思い、どのようなことに興味を持って参加するのかを考えることが重要です。
そのうえで、説明会参加により、学生にどのような変化を与えたいかを考え、企画に反映することをおすすめします。

2、『学生が知りたいこと』と『自社が伝えたいこと』をバランス良く

説明会に参加する学生が知りたい内容は多岐に渡ります。
給与や休日休暇、月の平均残業時間について知りたいという学生もいれば、会社が目指している方向について知りたいという学生もいるわけです。

現実的には、全ての学生の要望に応えることは難しいうえ、『学生が知りたいこと』=『学生の選社の基準』とは限りません。

したがって、会社説明会では学生が知りたいと思っている情報を提供しつつ、学生に知ってもらいたいことをうまく伝える必要があります。
たとえば、給与や休日休暇、月の平均残業時間など、伝え方や伝える時間を変えても、伝わるレベルに差がない情報については、配布資料にし、会社が目指している方向性については社長から直接語る、などうまく手段を考えていくと良いと思います。

3、情報を盛り込みすぎない

企画を進めていくと、なるべく多くの情報を伝えたいと思うあまり、ついつい情報を盛り込みがちになるものです。

企業側は「伝えた」という感覚になりがちですが、学生にとっては、何十社も参加している会社説明会のうちのひとつ。
一社一社の説明会内容を全て持ち帰ることはできないのです。

伝えたいことは最大3つまでにするという意識を持って、企画しましょう。

基本をおさえつつ、自社らしさを取り入れるためには

会社説明会の運営に慣れてきたら、より自社らしい会社説明会を企画していきましょう。
たとえば、

  • 『できるだけ多くの学生に参加して欲しい』のであれば、説明会の時間を短くする、Web説明会を実施する
  • 『まずは、面接に進んで欲しい』のであれば、強みや魅力をアピールする
  • 『自社が定めた学力の基準を上回っている人のみ面接したい』のであれば、会社説明会兼選考会にする

など、自社の会社説明会の目的に応じた内容、方法を考えてみてくださいね。

スッキリ!採用担当者のお悩み解決室~はじめての新卒採用編~
第一回
はじめての採用活動に!新卒採用を行う意義について考える
第二回
はじめての新卒採用に。事前準備しておきたい5つのポイント

佐藤里佳

佐藤里佳

横浜国立大学卒業。2008年人材総合サービス会社へ入社。人材採用・育成、組織開発の支援に携わる。 関わる人・企業の「想い」を大切に課題解決に徹してきた。現在は、ジャンプ株式会社にて、 旗を掲げてすすむ経営「フラッグマネジメント」を軸に、企業成長の支援をしている。

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