採用担当の教科書

時間もお金も手間もかかって非効率!?新卒採用担当者の抱える3つの不安解消アドバイス

時間もお金も手間もかかって非効率!?新卒採用担当者の抱える3つの不安解消アドバイス新卒採用とは、お金と時間と手間のかかるプロジェクトです。
入社予定の1年以上前から広報や面接の準備をして、育成には現場社員の手を借りながら進める新卒採用。
関連予算は百万円〜数百万円。数千万規模の採用予算をかける企業もあるでしょう。

そして、新卒採用とは、なかなか結果の見えにくいプロジェクトでもあります。
採用人数、内定辞退数はすぐでますが、入社後の定着率や活躍は、数年経たなければみえてこないもの。
すぐ利益に換算できない事業のため、新卒採用を続けることに不安を感じる担当者の方もいるのではないでしょうか。

もしかして、中途採用やアルバイトだけの求人でいいのではないか?
本当に、このまま新卒採用をやっていていいのだろうか。

もし、そんなネガティブな気持ちに陥ってしまったら、この記事を読み返してください。
次の3つの不安を解消アドバイスをお伝えします。

  • 長期で関わることへの不安
  • 高い予算ばかりかかってしまう不安
  • 入社後育成の時間と手間がかかる不安

新卒採用担当者の抱える3つの不安

長期で関わることへの不安

採用人数が決まったけれど、1年以上先の採用人数として適切なのだろうか。
採用担当者自身、転職を考えているけれど、これから入社予定の内定者フォローは大丈夫か。
そうやって不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

採用担当者一人でやらなくてもいい

新卒採用プロジェクトは一人で抱えるものではありません。
採用人数は、今後の会社の事業計画に沿って、経営陣が決めるもの。
採用後の教育は、最前線で活躍する仲間になるよう、現場がしっかり教育するもの。

経営と現場それぞれの目的と役割があって、新卒採用が実施されるものです。
採用前は経営陣、採用期間は新卒採用、採用後は現場社員がそれぞれ中心になる、いわばバトンリレー式の長期プロジェクト。

まずは採用担当者の役割として、企業に合う人材に出会い、採用すること。
経営者と現場の双方の意見を汲み取り、役割に徹して、採用現場をしっかりまわしていきましょう。

軌道修正の提案も一つの方法

経営陣、現場社員、求職者。
3者をつなぐ採用担当者だからこそ、近年の学生の傾向や対策で見えることもあるでしょう。
例えば、すべてを新卒採用でまかなうのではなく、インターンシップや既卒・第二新卒者を取り入れるほうがうまくいく場合もあるかもしれません。

新卒採用を中心とした若手の育成は、実は幅広く奥深いもので、関連した採用支援サービスや行政サポートが増えてきています。
人事担当者として3者のバランスをよくみて、軌道修正の提案をしてみるのもいいかもしれません。

高い予算ばかりかかってしまう不安

リクナビやマイナビなど大手採用メディアに掲載すると、百万円単位で予算が出ていきます。
かといって何もしないままでは学生と出会う場も少ないです。
合同説明会や採用イベントに参加しても数十万〜数百万。
パンフレットや採用ホームページなどの採用広報ツールに数十万〜数百万。
出ていくばかりの予算に、社内ではいい顔をされないこともあるのではないでしょうか。

そういった不安を抱えている人は、以下の2点を意識してみてください。

投資として・広報としての予算どりをする

採用予算を立てるときは、収益事業でないため予算を立てにくいことがあるでしょう。
でも、これは、中途採用やアルバイトでは採用しにくい、企業のコアとなる人材を採用するプロジェクトです。
経営陣としっかり話し合い、自社の採用に必要な予算を提示して引っ張ってきましょう。

そして、新卒採用で出会った学生は、将来近しい業界で働く可能性が高いです。
自社の魅力をしっかりと伝えることは、長期的目線では会社の広報活動にもつながります。
広報目線を持って会社のことを伝える工夫、予算取りをしていきましょう。

採用予算を低くする方法はたくさんある

低予算で始められるソーシャルメディアや、大学での説明会開催など、低予算ではじめることができる採用手法もたくさんあります。
使うメディアやツールを組み合わせて、予算を押さえながら学生と出会っていきませんか。

新卒採用紹介や、既卒・第二新卒を視野に入れて間口を広げた広報など、従来の新卒採用と違った取り組み方が、サービスの多様化に伴って近年増えてきました。
新しいことに挑戦するならば、初年度は採用コンサルティング企業と協力して採用計画をつくるのもおススメです。
コンサルタントに相談することで、予算カット案や、新サービスの導入もみえてくるのではないでしょうか。

入社後育成の手間がかかる不安

入社後すぐに実務をこなすことができず、現場教育の手間がかかる、新卒社員。
即戦力を求める時代風潮から、風当たりの強いこともあるでしょう。

そういった不安を感じる方は、次の2点を意識してみてください。

新卒採用で採用して育成するメリットを理解する

ただ人を増やすだけなら中途採用でもいいかもしれません。
ですが、なぜ自社が新卒採用を行うのか、会社それぞれで理由があるはず。

例えば、将来幹部層になるコア人材を採用して育成したい。
新しい分野に詳しい、または学ぶ意欲のある人材が欲しい。
これらの理由で採用するならば、中途で人材を探すとなると、どの企業もほしがる人材なので予算も手間も膨大にかかります。
新卒採用だからこそ、育てる手間はかかるものの、企業に必要な人材を得ることが出来るのです。

新卒採用が会社の文化をつくっていく

社会人になって初めて働く会社、というのは、マナーや業務の進め方にはじまり、仕事に対する姿勢まで、その後の社会人生活に大きな影響を与えます。
後輩が入ることで先輩が育つ、新しい世代の価値観を取り入れるといったメリットもあります。

中途採用と違って新卒採用は、職種や業種だけでなく、会社のビジョンやメッセージに共感して入社する傾向があります。
会社に共感して入社した新卒採用の世代が積み重なることで、会社独自の文化・風土が強化されていく側面もあるのです。

新卒採用ならではのメリットを周囲に周知して、一緒にプロジェクトを進める。
そんな役割も採用担当者が担っていけば、よりよい採用につながるのではないのでしょうか。

新卒採用とは、会社の未来をつくるプロジェクト

時間もお金も手間もかかる、新卒採用。
ですが、それにはそれぞれ、時間やお金や手間をかけるだけの、理由があるのです。
新卒採用は会社の未来をつくるプロジェクトです。

数字や結果が見えにくい苦労が多い採用担当業務ですが、会社にとっては大切なプロジェクト。
不安を抱えながらも頑張る採用担当者のみなさんを、私たち新卒採用の手引きは応援しています!

天池知子

天池知子

2011年株式会社カケハシ スカイソリューションズ入社。 就活サイト「ミートボウル」の立ち上げ運営に携わり、学生広報を担当。 2012年「就トモCafe」の社会人バリスタとしてボランティアで運営。 現在はフリーランスとしてメディア運営・ライティングに携わる。

Return Top