今年度の採用活動よりスケジュールが大幅な後ろ倒しとなり、学生を確保するためにもインターンシップを実施する企業が増えてきました。
インターンシップを開催してみたいけれど開催の費用は抑えたい、そうお悩みの企業も多いのではないでしょうか。
インターンシップの開催費用を抑えるコツについてご紹介していきましょう。
会場費にかかる費用を工夫する
インターンシップを行うために豪華なホールや有名ホテルの宴会場などを借りるとそれだけ費用が掛かります。
また自社と離れることで社員の交通費や備品の運送費もかなりかかってきます。
会場費を削減したい場合には場合は自社の社屋内で行うことをお勧め致します。
社員の移動もないですし、生の仕事風景を見せることもできるというメリットもあります。
それでも短期間のみの開催で多くの学生に参加してもらい、知名度を上げるためには広い会場を準備したいところですね。
その場合は貸会議室や公共関係の機関が運営する施設を探してみてはいかがでしょうか。
豪華なホールよりはかなり会場費を抑えることができるはずです。
有名な場所ではなくとも、会場のわかりやすい地図を入れたDMを幅広く打ち、多くの学生を集めることができれば知名度向上にも繋がります。
現場社員の負担を抑えることで人件費を削減する
インターンシップというと実際の現場の作業を体験させる場合や社員との交流を予定している場合にはそれだけ人件費がかかります。
普段は別の業務をしている社員が通常の業務ができなくなるのは会社の直接の利益としては痛手を受けることになります。
現場社員の負担を抑えるために具体的なアイデアとしては以下の内容はいかがでしょうか
・仕事風景の写真や動画を取り、プレゼン内容をある程度採用担当者で作成
→現場社員は内容の微調整や当日の説明、当日の質問対応のみ
・一日のみ、多くの現場社員に参加してもらう社員と学生の大交流会をメインとしたインターンシップを開催
→社員の密度が高ければそれだけ内容の濃い親身な交流に繋がる
・作業工程のわかりやすい部分のみを抜粋して学生に体験させる
→現場社員の動員は必要最低限とし、採用担当者も指導にあたる
いかに現場社員の負担を少なくするかを工夫することも費用削減に繋がります。
支給する手当を厳選する
インターンシップというと何らかの手当てを支給するのか、交通費を負担するのかと言ったことも検討が必要ですが、費用を抑えたい場合にはこのあたり支給も必要最低限にしましょう。
2年前のデータによりますと、インターンシップで交通費を支給しているのは全体の5割ほど、日当や報酬を支払っているのは1割程度ですまた、食事代を支給している会社も1割程度です。
今年度からはインターンシップを開催する企業が増加しているのでこの内訳も変化していくでしょうが、交通費以外は支給しているところが少ないのが現状です。
更に交通費を支給していないところが半分くらいあるということですね。
他の会社では支給のあった交通費などの支給がないとイメージダウンの可能性もありますが、ぜひ参考にしてみて下さい。
費用をかけなくともインターンシップは開催できる
上記のようなことから、会場費を工夫し、短期間で現場社員の対応は最低限で、学生への手当の支給を抑えればかなり費用を削減してインターンシップが開催できます。
費用をかけたから立派なインターンシップができるとは限りませんので、費用を削減しながらも中身のあるインターンシップを目指しましょう
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