採用担当の教科書

インターンシップの準備で企業がやるべきことを全てまとめてみた

meeting-business-936059_1280【この記事は新卒採用の人事担当者向けです。】

新卒採用にあたってインターンシップを実施する企業は増えていますし、これから導入したいと考えている企業も多いはずです。

しかし実際にインターンシップの企画をするにあたって、はじめに何をしたらよいか、なにを準備したらよいのかイメージがしにくいですし、時間もかかってしまいますよね。

「どのようにプログラムを構成したらよい結果につながるだろうか」

「インターンシップを円滑に進めるために企業側ができることはなんだろう」

このような担当の方に向けて、インターンシップの準備方法を流れに沿って全部まとめていきたいと思います。

「やり方なんてわかっているよ」という方も、抜け漏れがないか今一度確認をしてみてください。

インターンシップの目的

 

まず具体的な準備方法の説明に移る前に、インターンシップの目的について触れておきます。これを理解しておくことで、企業側としても今後の活動に活かすことができます。

  • 優秀な人材へのアプローチ
  • 企業と人材のミスマッチを防ぐ
  • 企業のPR

これらが企業がインターンシップを行う大きな目的です。今回お伝えするのは、インターンシップを円滑に進めながらこれらの目的を達成するために、企業側がやっておくべき課題についてです。

採用につなげる

インターンシップは学生が企業の一員として業務に携わることで、学生の人柄や職業への向き不向きを判断しやすいということがメリットとなります。学生も同様に、企業の良いところと悪いところをみることができるので、入社後のミスマッチを減らすことができます。

また年度によって学生の傾向も変わってくるので、その年の学生の傾向に合わせた採用戦略を立てることができるので、より良い人材の確保につなげることができるでしょう。

そのためにはインターンシップの実施時期と、期間を見極めることが必要です。企業側としては繁盛期でないときに学生を受け入れたいものですが、その時期というのは学生の長期休暇であることが多いですよね。

また、1~3ヶ月の長期開催となると学生がアルバイト感覚になってしまう恐れがあるので、場合によっては思い切って2週間~1ヶ月の中期、半日~1日の短期に絞ることも検討しましょう。

しかし中・短期の場合は職業体験のみで終わってしまい、企業の理念や事業についての深い部分を理解できない可能性があるというデメリットも忘れてはいけません。

受け入れ準備

ここからは実際にインターンシップの構成を練り、準備を進めていく上で重視したい項目について触れていきます。

インターンシップの具体的な準備項目としては以下にまとめました。

  • 責任者の決定
  • 社内通知
  • 環境整備
  • 連絡手段の決定
  • 実習内容の決定

責任者の決定

インターンシップを実施する責任者、または指導者を決定します。 インターンシップの内容をしっかりと把握し、実施の目的にアプローチしていける社員が担当するとよいでしょう。

また、社員の育成を図りたいという場合は成長させたいと考える社員を責任者にさせるという方法もあります。

社内通知

企業の全社員がインターンシップの実施について把握していることで、実習生が参加しやすい雰囲気を作ることができますし、実習生が会社に早く馴染むことでインターンシップの質を高めることができます。

実習生と社員が交流できる環境をつくることで互いにコミュニケーションを取り合い、社内の活性化につなげましょう。

環境整備

実習場所や道具などは事前にそろえておきます。具体的な実習の内容が決まっていない場合でも、オリエンテーションを行う場所を早めに確保しておくことで、通常業務に支障を与えないようにします。

連絡手段の決定

企業と実習生のやりとりの方法を決めておくことでスムーズに情報を共有することができます。

企業でインターンを募集した場合はそのままの連絡方法で問題ありませんが、派遣会社などを仲介している場合は企業が実習生の連絡先を知らないというケースもあるかと思います。

その場合は、メール、電話、SNSなど都合がいいものを選びましょう。

実習内容

実習内容を事前に決めておくことで、当日からのスムーズな実習が可能となります。

受け入れまでの期間が短かったり、人数が定まらない場合は、調整の効くような余白を持ったスケジュールを組むこともひとつの手段です。

カリキュラムとスケジュール

まずは大まかなスケジュールを決め、日数に合わせて調節していきます。インターンシップのプログラムは、実践型とプロジェクト型に分けることができます。

学生にも人気なのが実践型で、実際の業務に取り組むことで職業への適性を見極めることができます。その際の各部署への調節はしっかりと行います。

一方のプロジェクト型は、通常業務では時間が足りないような案件(業務改善点など)をテーマに設定するなど、事業内容や業務内容に深く踏み込んだ実習が可能です。

では、実際のインターンシップの流れに沿って準備の具体的な項目を見ていきましょう。

オリエンテーション

初日のオリエンテーションで企業説明と自己紹介、インターンの概要を説明しておきましょう。このときに会社のルールを実習生にも共有することで、実習生が会社に馴染みやすくなるでしょう。

連絡手段もこの時に決めておきます。

また、今後の課題を明確に提示することでより効果的な実習が期待できます。その際は口頭で済ませずに、文字に起こして自習生と共有しましょう。

実習内容の決定

インターンシップの具体的な活動内容を決定します。中・短期の場合は以下のように、企業の社風や内容を把握してもらうことが目的です。

  • 社内の見学をしながら社員に業務内容を聞いたり、社長や役員による公演などを行う「セミナー・見学タイプ」
  • 学生同士でグループをつくり、課題を与えられてディスカッションやプレゼンを行う「プロジェクト・ワークショップタイプ」

インターンシップが長期になれば、学生に実際の現場に立ってもらうことも可能でしょう。その場合は中・短期に比べて学生がより企業についての理解を深めることができるし、企業側も学生の人柄や適性をより知ることができます。

一日のまとめ発表

その日に取り組んだ課題を発表する時間を設けることで、互いの疑問や意見を共有します。

社員が意見に対して発言し理解を深めたり、今後の課題を提示したりと、今後の活動に活かすことができます。

日報

一日に取り組んだ課題についての進歩や感想などを日報として提出してもらいましょう。学生が感じたことや気づいた改善点などを今後の課題に活かすことで活動の質が高まります。

まとめ

インターンシップを実施するということは、多くの時間と労力を必要とします。

かけた時間や労力に見合った結果を生み出すには、事前に準備をしておきインターンを円滑に進めることがとても重要です。そのためにもインターン実施の目的をしっかりと理解し、具体的なカリキュラムに落とし込んでいくために、この記事を参考にしていただきたいです。

新卒採用の手引き 運営事務局

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