採用担当の教科書

フロー短縮だけではない!選考一体型説明会のメリット&デメリット

司会者

就職希望者が多く集まる会社では、学生をふるいにかけるため、SPIやエントリーシートによる書類選考を行うのが一般的です。
しかし、一部の企業では、会社説明会と同時に選考を行う会社もあるようです。
この選考一体型説明会には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

一体型説明会でできること

説明会と選考会を同時にすると言っても、参加者全員に面接をするなどということはできません。
できる選考内容と言えば、全員同時に行えるSPIをはじめとする適性検査や筆記試験、エントリーシートへの記入くらいです。それではまず、そのデメリットから見ていきましょう。

デメリットは、参加人数が読みづらいこと

まず、一番難しいのが、どれくらいの参加人数になるかです。
事前申込制にすれば最大の人数はわかりますが、「会社説明会」は選考と比べて欠席率がかなり高くなります。
しかも、テストを行うのであれば、机が必要です。そのため、説明会だけを実施するよりも、かなり大きな会場を長時間押さえなくてはならず、コストがかさむという問題があります。
これでは、何度も実施するのは難しいかもしれません。

なお、SPIなど、テストを外部委託する場合は、欠席者が出たときのコストについても確認しておきましょう。
「選考を同時に実施する」と告知すれば参加者を減らすことはできますが、あなたの会社を第1希望に考えている学生が中心になってしまい、第2・第3希望としている学生があまり参加してくれなくなるというリスクはあります。

メリットは、熱心さ・真剣さが見られること

一方、選考一体型説明会のメリットはなんでしょうか。
まずは、SPIなどの適性検査を別の機会を用意して実施しなくてもよいため、手間が省けます。
もうひとつは、出席している学生が、どの程度熱心に就職活動をしているのかがわかります。
予告なくSPIや筆記試験を行われてもいい成績を出すことができるのは、優秀な学生か事前に準備をすることができている学生です。
最低限の準備もせずに就職活動を始めている、あまり熱心とは言えない学生を選考から外すことができるでしょう。

また、エントリーシートを書かせる場合は、「同業種の中で他社ではなく自社を志望した理由」や「自社や業界について知っていること」など、書きなれたことではないテーマを設けておきましょう。
こういった質問にどうこたえるかで、業界やあなたの会社についての研究をしているかがわかり、真剣に入社を希望しているかどうかを判断する助けとなり、面接で質問する題材にすることもできます。

熱心な学生のみを集めたいのであれば一体型説明会を行いましょう

上記でお伝えしたように、一体型の説明会は熱心な学生を集めやすい傾向にあります。
ある程度のコストを覚悟した上で、優秀で熱心な学生を採用したいと考える場合に実施を検討してみてはいかがでしょうか。

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