採用担当の教科書

就活生と企業の「時間」と「距離」を解決する“就キャス”とは?

就活生と企業の「時間」と「距離」を解決する“就キャス”とは?

2014年12月に新しい動画を活用した採用サービスが誕生しました。
会社説明会代わりの企業紹介映像と、エントリーシート代わりの自己紹介動画で企業と学生が出会うサービス「就キャス」です。
YouTubeやニコニコ動画などの動画配信サービスに留まらず、SNSなどを通しインターネット上で動画を見ることや発信することが珍しくなってきた昨今。
ようやく採用業界にも、動画をメインにしたサービスがあらわれたのです。

一体どのようなサービスなのかを探るべく、運営会社である株式会社カケハシ スカイソリューションズ広報の池田園子さんにお話をお伺いしてきました。
今回から4回にわたって、就キャスをはじめとするさまざまな採用サービスについてお伝えします。

動画を見て動画で応募。オンライン上で一次選考まで。

就キャス利用説明
就キャスの仕組みは、とても単純です。
まず、企業はオンラインで15分程度の会社説明会を開催します。それを見て興味を持った就活生は、オンライン上の自己紹介動画で企業にエントリーをします
エントリー動画はエントリーされた企業しか見ることができません。なので、学生は安心して自己表現をすることができ、企業側も学生の表情や喋り方などの雰囲気をしっかりとつかむことができます。
動画の内容を見た企業が選考をし、選考結果の通知と次の選考の案内までを、就キャス上のサービスで一貫して行えるのです。

「今は、スマホなどのモバイルで、いつでもどこでも動画を見ることができますよね。
就キャスをつかうことで、就活生は、会社説明会を授業の合間や移動中に見ることができます。
企業側は、説明会会場まで行ったり、面接日時で現場社員の時間をとることなく、エントリーされた動画を見て学生に会うかどうかを判断できる。
今まで大きくかかっていた時間コストだけでなく、移動や人権費会場費などのコストまで削減できるんです」

アクティブな学生を、システムで企業につなげる。

では、就キャスはどんな学生登録者と出会えるのでしょうか。
登録する学生のタイプについては、こちらの映像を見ると知ることができます。

動画内で紹介されているのは、

  • 練習や大会に励む体育会系の学生
  • 研究活動に向き合う理系学生
  • 長距離移動をしてでも企業に会いたい地方就活生
  • 学生団体での活動や留学経験をもつ活動的な学生

などです。彼らに共通するのは、「就職活動の時間コストが高くて今までハンデになっていた」というところです。
しかし、学生時代にそれだけ活動する熱量がある学生は、採用する企業側もぜひ会ってみたい学生ではないでしょうか。


「今までは学生生活が忙しく一般的な就職活動に参加できていなかった学生が、このサービスを活用することで、企業と出会うチャンスが広がります。
2016卒採用から全体のスケジュールが後倒しになった理由は、こういった学生を応援するためのものですよね。
でも、全体のスケジュールが変更になったことで、次はその変更されたスケジュールに合わなくなってくる学生もいるものです。
学生の志向は様々で、そんな彼ら個々の魅力を武器に社会に出ていくためには、大切なのは就職活動のスケジュール変更ではなく、システムの変更ではないか。
そう考えた私たちがつくったのが『動画』と『インターネット』で出会いをつなぐ就キャスの仕組みでした」

「動画を用意する」というハードルを超えた先の採用

オンライン上で動画を通してお互いを知ることができる就キャスは、一見とてもお手軽なサービスに見えますが、実は違います。
企業側も学生側も用意しなければならないのが、自社/自己を紹介する「動画」。
実際に現在数社掲載され、学生登録もはじまっていますが、それぞれ準備するのは労力のかかる作業です。

「企業の会社説明会動画は、現場社員の働く様子や社長の声を伝えるために、制作期間がかかるだけでなく社員の皆さんのご協力などが必要なので、大変な作業です。
就キャスにお申し込みいただいた後に、打ち合わせてシナリオを作成し撮影、編集をすると、最低でも3週間以上はかかります。
想像するだけでもかなり大変なことがおわかりいただけるかと思いますが、15分程度の映像で会社をしっかり伝えるためには必要な手間ひまなのです。

学生側も、企業に自己紹介をするために3分程度のエントリー用動画を用意します。3分というとても短い時間に自分をどう伝えるか、それを考え用意し撮影する時間を考えたら、彼らも手間ひまがかかります。

手軽さを求めているサービスではないので、企業のみなさんも、応募する学生のみなさんも、利用するユーザーは一部に留まるでしょう。
ですが、そのハードルを超えた両者が出会うことができる、そこに価値を感じてサービスをご利用いただけたら嬉しいです」

効率的な出会いをつくる「就キャス」は、今の時代にマッチした採用サービス

インターネットと動画を活用した「就キャス」サービスは、一見手軽に見えるサービスですが、企業側の本気度が問われるサービスでもありました。
しかし、多くの企業情報が溢れる今の時代、こうした一手間をかけることで、より質の高い採用活動につながるのではないでしょうか。
次回は、「就キャス」がなぜ生まれたのかにもつながってくる、新しい就活の形をつくるサービス「ミートボウル」についてご紹介します。

天池知子

天池知子

2011年株式会社カケハシ スカイソリューションズ入社。 就活サイト「ミートボウル」の立ち上げ運営に携わり、学生広報を担当。 2012年「就トモCafe」の社会人バリスタとしてボランティアで運営。 現在はフリーランスとしてメディア運営・ライティングに携わる。

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