皆様はじめまして!
教育研修事業“ナレッジゲームズ”のCEO、上田一輝と申します。
今回から連載形式で「経営視点から人事戦略を考える」をテーマとし、経営視点(全社的視点)から見た「人事」の全体像について、新たな視点を提供していきます。
考えるきっかけを提供する
「人事ってなんか難しそう…」
「いきなり異動で人事部に配属になったけど、何から手を付けていいのかわからない…」
「採用するときの基準を明確化できない…」
このような悩みを、わかりやすく解決していきます。
今、ご覧になっている方は、おそらく人事に関わっている・あるいは人事に興味がある方でしょう。
また、このように「堅そうな」タイトルでもクリックして頂いているわけですから(笑)、高い向学心をお持ちだと思います。
そんな皆様に、私はただ知識をお伝えするだけではなく、「考えるきっかけ」を提供していきたいと思っています。
なぜなら、なんとなく読んでいるだけでは、成果に繋がりにくいためです。
また、経営・人事には模範解答は存在しないため、自分で考える力が必要です。
人事に正しい選択はない
突然ですが、以下の二名の人材がいたとします。
- おとなしいが、まじめで、計算が得意なA君。
- 活発で、周りを楽しくさせる雰囲気を持つが、計算が苦手なB君。
さて、どちらの人材が優秀と言えるでしょうか?
一度、スクロールする手をとめて少し考えてみて下さい。
…
…
…
いかがでしたか?
実は答えはありません。
もし経理部や工場管理など、精密さを要求されるならA君を採用するべきでしょう。
しかし、チーム型営業であれば、B君を採用するべきかもしれません。
更に自社の社風や雰囲気、人員構成によっても変わってきます。
ここから伝えたいのは、数学とは異なり、人事に正しい選択はない、ということです。
あるのは「最良の選択」だけなのです。
そして、「最良」とは状況によって刻一刻と変わるものです。
だからこそ、ただ読むのではなく、一緒に考え、成果を出すきっかけ作りとしてほしい。
せっかく読むのだから、自分の成果に結び付けられるようにしてほしい。
そのような想いを込めて、読み物講座を連載していきます。
押さえておきたい点に絞って連載
なかなか忙しくて時間が取れない方も多いと思います。
そこで概要編では、経営学の全体像を簡単に学んだあと、採用・教育などの項目に応じて、特に押さえておきたい点に絞って連載していきます。
その後、採用編・教育編と個別の機能について詳しく解説していく予定です。
もし、記事内にて質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
次回は「経営と人事の関係性」について簡単にまとめていきます。
どうぞお楽しみに!
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