採用担当の教科書

採用媒体を使わないベンチャー経営者へ。採用媒体を使うメリット・デメリット

採用媒体を使うメリット・デメリット

ベンチャー企業の採用では、採用媒体を使わずに採用を行っているケースが比較的多いです。

  • 知り合いのつてやコネ採用が多い
  • インターンからのほうが採用しやすい
  • 採用にお金をかけたくない

こういった理由から、採用媒体を使わずに採用を行うベンチャー企業の経営者は少なくないかと思います。

ですが、上記のような採用手法ですと、採用できる人材に限りがあります。
会社のフェーズに応じて、採用媒体を活用した採用を導入する必要はあるのではないでしょうか。

今回は、採用媒体を導入するための基礎知識として、採用媒体を使うメリットとデメリットをお伝えします。

採用媒体を使うメリット

1.多くの学生と出会える

就職活動をする上で、学生は就職ナビサイトに登録し、企業を探します。
媒体に掲載することにより、掲載しなければ出会えなかった学生と出会うことができます。
大きい母集団の中から選考できるということは、自社にあった学生と出会う確率が上がるということです。

また、今までとは違った層の人材と出会うことも多く、会社の幅を広げることができるはずです。
今まで出会えなかった人材と出会えることがなによりの価値だと思います。

2.学生に対して自社のPRができる

多くの学生が見ている就職サイトでは、企業の認知度を高めることができます。
・どんな事業をしている会社か?
・どんな想いをもって事業に取り組んでいるか?
普段なかなか伝えることができないことを知ってもらうきっかけになります。
採用を通じて自社のブランドを高めることで、自社のファンを増やすこともできます。

3.採用コストを抑えられる

採用媒体には掲載していなくとも、新卒紹介や転職サービスを活用している企業はあるかと思います。
新卒紹介の金額目安として、40万円程度から紹介を行っている企業が多いです。

採用媒体の場合、掲載料金が決まっているので、人数を多く採用できればできた分だけ、採用コストを抑えることができます。
媒体料金が100万円として、4人採用すると1人あたりの採用コストは25万円。

5人以上の採用を同時に行う場合には、採用媒体への掲載を検討すべきでしょう。

採用媒体を使うデメリット

1.ターゲット以外の学生からも応募がある

メリットにも繋がることですが、多くの学生に出会えるということはターゲット以外の学生からも応募があるということです。
就職サイトは、業種や、職種等から企業を検索することができ、簡単にエントリーすることができます。
そのため、会社への志望度が低い、企業理解が浅い学生からも応募があるので、きちんと見極める必要があります。

また、応募が殺到すると、採用担当者の負担が大きくなります。
面接が増えることで1人にかける時間も減り、その準備にも時間がかかるため、そういった点も採用媒体を導入する際には検討する必要があります。

2.採用できなくても掲載費用がかかる

採用媒体に掲載したからと言って、必ず採用できるわけではありません。
成果報酬の人材紹介とは違い、採用できなくても掲載費用がかかります。

媒体にもよりますが、リクナビやマイナビの大手採用媒体は120万円以上かかります。
業界特化型や規模が小さい採用媒体でも50万円程度はかかるでしょう。
※時期や条件によって金額は異なります。

より学生との接点を増やすために、直接アプローチすることができるダイレクトメールなどもありますが、オプションを増やせば増やすほど料金は上がります。
採用コストが高くなるリスクがあることを認識しておく必要があります。

3.競合企業がたくさんある

大手企業や人気企業と同じ土壌で戦わなくてはならず、掲載企業数が多い媒体だと埋もれてしまう可能性があります。
検索に埋もれないよう、自社の魅力を自分たちで伝えなくてはいけません。

新卒紹介などエージェントを介した採用手法であれば、自社の魅力を伝えることを外部に任せることも可能ですが、採用媒体への掲載の場合は自社が中心となり、魅力をしっかり伝えていく必要があります。
採用ノウハウを自社でしっかり持っていることが重要になります。

採用予算と採用ノウハウの有無がポイント

採用媒体の導入において、以下の2点を意識してみるといいと思います。

  • 採用予算をどの程度持っているのか
  • 採用ノウハウがしっかりとあるか

紹介に比べて採用予算が固定ではないため、しっかりと採用予算を持っていることが重要です。
また、採用ノウハウがないと申込がきても採用に繋がらないケースがあります。
採用コンサルやアドバイスをくれる採用媒体かどうか、なども判断材料にするといいでしょう。

自社にはどういった採用手法があうのか、考えるきっかけにしてみてください。

金子愛

金子愛

法政大学卒業。 2008年株式会社クイック入社。 求人広告営業を経験後、営業企画、研修、新卒採用担当を経験。 企業で働く人や学生と接している中で、“多くの選択肢を知った上で、自分の生き方や職業を選択すること”の重要性を感じ、現在は、千葉県富津市金谷で多世代交流ができるようなコミュニティづくりをしている。

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