採用面接を第一線で活躍する社員にお願いしている会社も多いと思います。
しかも、通常の業務でも忙しい年度末や年度初めになることが多い面接。
「頼みずらいな。」
と思って胃が痛い思いをしている採用担当の方も多いのではないのでしょうか?
以前、「採用活動は担当で抱え込まない。周囲を巻き込みながら採用活動する3つのコツ」の記事でもお伝えしましたが、採用活動は、“社内の部署を横断した、いちプロジェクト”です。
その認識を高め、採用活動に快く協力してもらい続けるためのポイントをお伝えします。
1.面接をお願いしたい理由を伝える
採用担当者は、面接官が複数いる場合、この学生には、この人がいいとか相性を見て面接をセッティングしていると思います。
そうであれば、その人に面接をお願いする理由をきちんと説明するといいでしょう。
その人ではなくてはいけない理由を伝えた方が、俄然やる気が出ます。
面接官のやる気を引き出すのも採用担当者の仕事です。
2.面接をお願いする前の日、終了後にはあいさつを
できれば直接、オフィスが離れている場合はメールで、
「今日は、○時から面接があります。お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします。」
「今日は、ありがとうございました。○○さんは、いつも学生の志望度を高めるような面接をしてくださり、とても助かっています。また次回もよろしくお願いします。」
のようにあいさつをするようにしましょう。
そう言ったちょっとした一言が大切です。
3.面接の感想を学生に聞き、印象を伝える
学生さんが面接を終えて帰る際には、採用担当者が、エレベーターまでお見送りしてあげると、とても丁寧な印象がでます。
その際に、学生さんに「面接どうだった?」と声をかけ、感想を聞き、感想を面接官に伝えるといいでしょう。
採用面接において、学生さんから自分がどういう風に見られているのか?というのを聞くのは新鮮で、その際に
「質問をしたら情熱的に事業の話を説明してくれてとても嬉しかったです。」
「私も○○さんみたいな社会人になりたいと思いました。」
という感想が聞けたら、すかさず伝えましょう。
面接官も褒められるとうれしいもの。次の面接も頑張ろう!という気になります。
4、学生の進捗状況をフィードバックする
自分が面接をして通した学生というのは、ある程度思い入れがあるものです。
その学生が、その後の面接でどう評価され、進んでいるのか?
というのを気になっていても、自分からはなかなか聞き出せない人は少なくありません。
その学生さんが、現在どの位置にいて、後どの面接を終えれば採用になるのか?
ということもそうですが、どんなポイントが次の面接でひっかかり、不採用になってしまったのか?
をフィードバックしてあげると、自分の次の面接官が見ているポイントも知ることができると同時に、
その人が見るべきポイントがより伝わりやすくもなります。
5、採用活動の進捗状況を細かくシェアする
採用活動に関わってもらっている人には、毎週採用活動の進捗状況をシェアするといいと思います。
その際は、
- 採用目標人数と現状の達成率/li>
- 説明会参加率
- 各面接ごとの進捗率
- 内定率
- 内定承諾率
などをシェアするといいでしょう。
進捗率を共有することで、自分が関わっているプロジェクトだという認識が強まります。
まとめ:社内フォローがプロジェクトの鍵
面接官も新卒採用プロジェクトを一緒に進めている一員だということを認識してもらうためには、細かいフォローと工夫が必要です。
社内の協力が得られないと達成することが難しいプロジェクトなので、採用担当は学生さんのフォローだけでなく、社員へのフォローをすることも大切な仕事となってきます。
採用活動ピークにはやることがたくさんありますが、入社後の活躍をイメージして頑張りましょう。
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