倫理憲章では選考解禁が6月1日からとされているものの、その前に早期内定を出してしまおうと考えている会社もありますよね。
早期内定のメリット・デメリットについてまとめてみましたので、採用方針決定の参考にしてみて下さい。
早期に内定を出すメリット
早期に内定を出すことのメリットとして以下のようなものが考えられます。
- 早い時期に就活を始めている優秀な学生に内定を出すことができる
- 他社よりも早く内定を伝えることで早く入社意志を決めてもらえる
- 早く内定を出したことで学生に好印象を与えることができる
- 採用活動を早く終えることができる
いつの年も優秀な就活生ほど早い時期に就活を始めており、面接の回を重ねていくごとに学生の質は落ちていくと考えられます。
早期に内定を出すことで優秀な学生に内定を出せることが最大のメリットですね。
選考開始の時期に変更が生じ、何が起こるかわからない昨今の状況だからこそ早い時期に優秀な学生を取り込むのは賢明な方法と言えるでしょう。
早期に内定を出すデメリット
早期に内定を出すことのデメリットをして以下のようなものが考えられます。
- 内定辞退が多数出る可能性がある
- 追加募集検討の可能性が出てくる
- 先に内定を出した他社の方に優秀な学生が行ってしまう
- 最終面接段階で内定を出したいレベルの学生が少ない
早期に内定を出した以上、内定を出した学生の半数以上が辞退してしまう、という可能性もないわけではありません。
想定の採用数に満たないために慌てて追加募集を行った場合では、当初の頃ほどの就活生の質は期待できないでしょう。
早く内定を出した場合には内定辞退を防ぐ方法と採用総定数に満たない人数をどう埋めるかが課題になってきますね。
早く出した方が得策だか、確実ではない
優秀な学生を早期に取り込むという点では、早期に内定を出すのは有効ですが、内定辞退を避けられないのは確実です。
それでも半数でも早い時期に内定を出した優秀な学生が入社してくれるのであれば早期に内定を出した方が得策と言えるのではないでしょうか。
しかし、倫理憲章に予定を合わせてくる大手企業の影響や業種にもよりますので自社への影響を客観的に観察した上で検討する必要が出てきますね。
更に早期に内定を出すからには内定辞退を防ぐ施策を必ず強化した方が良いでしょう。
内定辞退の可能性を踏まえて検討していく
選考解禁の時期が遅く設定されるほど、大手企業に後日流れてしまう内定辞退者の問題が出てきます。
新卒採用で満足できる就活生が想定の人数だけ採れるかどうかは、内定辞退の策を効果的に実施できるかどうかにかかっているのではないでしょうか。
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