採用担当の教科書

【事例紹介】内定者フォローに必須!4つの不安の解消

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内定者フォローは新卒採用において必要不可欠なプロセスです。

「御社が第一希望です!」
そう答えてくれたはずの学生が内定辞退…。
そんな経験を、採用担当者はしたことがあるのではないでしょうか。

それは学生のせいではなく、内定者フォローに課題があります。
そこで本記事では、有効な内定者フォローとはどういったものか、その考え方と事例を紹介していきます。

内定者フォローと4つの不安

貴社の内定者フォローは内定者のニーズを満たしていますか?
内定者フォローに必要なのは、内定者のニーズを満たすことです。

「内定者が離脱するのを防ぐ」という採用担当目線の思いだけが強くなると、どうしても会社のための内定者フォローになりがちです。
そうではなく、内定者のニーズを満たすことで会社の目的を果たすことを考える必要があります。

そして、内定者のニーズとは「不安の解消」です。
内定者の不安は大きく下記4つに分かれます。

  • 人間関係に対する不安…同期や上司とうまくやれるか
  • 自分に対する不安…自分のやりたいことは何か
  • 会社に対する不安…本当にこの会社でいいのか
  • 仕事に対する不安…ちゃんと仕事ができるのか

「内定ブルー」という言葉があるほどですから、学生は内定をもらった後に多くの不安を感じます。
これらの不安を解消してあげることが、内定者を入社日まで導く最善手といえるでしょう。
それでは実際にどのように解消するか、事例を見てみましょう。

内定者コミュニティを作り、「人間関係の不安」を解消

内定者同士の親睦会を開催するなど、内定者内の交流を深める取り組みをしている企業が増えてきました。
近年だと内定者の世代に馴染みの深いSNSの利用が特に注目されているのはご存知でしょうか。

特に早い時期に内定した学生は、周りにどんな人がいて、どんなことを考えているのか、気になるものです。
その不安を解消するツールとして、実際に周りの人たちと気軽に交流ができるSNSは効果的です。

また、SNSの利用はオンラインで完結するうえに工数がかからないため、採用担当の仕事も圧迫しません。

低コストであるだけでなく、内定者の不安解消にも作用してくれるSNSは、内定者フォローに関してマストといっても過言ではない存在です。

目的と背景を伝えた事前課題で「仕事の不安」を解消

A社では、事前課題を与えるだけでなく、その課題を与える背景や、どんな仕事でどのように役立つのか、を記載したオリジナルの課題を作成しました。

事前課題を与える企業は多いですが、その理由や、どんな仕事で活きるのかまで説明していない企業が多いのが実状です。
業務上必要な資格取得を課題にし、参考書を渡すだけというケースも実は非常に多いのです。

会社視点で考えると、入社後スムーズに業務に入れるための事前課題ですが、学生視点で考えると、入社後の業務への不安を解消したいのです。
事前課題をただこなさせるだけではなく、なぜこの課題を与えていて、どう役に立つのか。その情報を与えるだけでも不安が解消され、習熟度にもプラスに作用します。

懇親だけでは終わらせない。アンケートの実施で会社理解を深め、「会社への不安」を解消。

B社では、懇親会を複数回開き、その前後に必ずアンケートを実施しています。
アンケートでは会社理解を問う設問を作り、内定者にあまり伝わっていない会社の魅力やギャップをその日に伝えるようにするのです。

会社への理解は一方向のコミュニケーションになりやすいことから、内定者によってかなり大きなばらつきがあります。
しかし、会社理解を深めることは内定者の会社への不安を解消する点で大きな意味をなします。

懇親会というと内定者同士の絆を深めることや、既存社員との関わりがメインに捉えられがちです。せっかく双方のコミュニケーションが図れる機会なので、交流をして終わりにしないような工夫をしましょう。

メンター制度で4つの不安を全て解消

C社では、学生が内定承諾をした時点で学生1人につき若手社員が1人担当としてつき相談にのる、メンター制度を導入しています。
定期的に開かれる懇親会にてメンターに対面で相談できることに加え、内定者用SNSにてメンターとオンラインでの繋がりも用意しています。
会社でオフィシャルに席を設けて相談会を開くよりも、1対1の個人のつながりが大きくなり、より細やかなニーズに対応できます。

メンター制度の一番のメリットは、上述4つの不安のどれにも効果的である点です。
また、歳の近い先輩に入社後の自分を重ねてイメージしやすい、入社後も相談役がいる安心感も内定者の不安を解消するポイントとなっています。

内定者の不安を解消し、入社につなげよう

今回、いくつかの事例を紹介しましたが、内定者フォローに絶対の答えはありません。
会社の業種や内定者の特性、さらには時代背景に応じて、内定者フォローの方法を考える必要があるのです。
しかし、内定者の不安を解消するというポイントは、どんな内定者フォローにも必要な観点となってきます。

是非参考にして、貴社に最適な内定者フォローを作ってみてください。

なお、以下の記事では他にもいくつかの施策の事例を紹介しております。
今回の4つの不安の解消と合わせてご覧いただき、内定辞退を防いでいきましょう!

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