「新卒採用の手引き」では毎週金曜日に、この1週間にあった採用関連のニュースを厳選してお届けしています。
採用市場の動向、人材業界の流れなどをキャッチアップするためにご活用ください。
採用担当の態度は大丈夫ですか?
上から目線で話しているつもりではなくとも、学生からは上から目線と思われているかもしれません。
ではどうして学生の受ける印象と、我々の受ける印象が違うのか。
ベテランの人事経験者が、ヒントをくれた。
「多分、新卒の頃の自分と、今の学生を重ねてしまうのでしょうね」推測するに、長いこと社会人をやっていて自分たちが得た経験を学生に「教えてあげたい」という気持ちが強い人ほど、「偉そうに見える」のではないだろうか。
学生に対する気持ちが裏目に出てしまっている場合も少なくありません。
面接官の態度や発言が悪い印象を与えていないか定期的に確認するようにしましょう。
『採用担当から学生への上から目線について』(HUFFPOST)
圧迫面接や悪印象は会社のリスクになる
内定辞退者にあれな嫌がらせをして、その内容を録音されてニコニコ動画やらyoutubeやらにアップロードでもされたら、致命的な大炎上するかもしれないのに怖くないんだろうか。
圧迫面接なんかもそう。就活生が内容をちょろっとtwitterやらなにやらでつぶやいたら、来年以降の採用難易度がやばいことになる可能性があるのに。
公開されてもいいような面接をしていますか?
ネットで炎上するリスクをしっかりと考えたうえで行動しましょう。
『圧迫面接やら、内定辞退にあれこれみたいなのは、誰かが録音してネットに流して炎上みたいなのが2~3回起きて、ニュース沙汰になれば、衰退するんじゃないかね? いいか悪いかは別として』(情報の海の漂流者)
内定取り消しって法的にあり?
内定出したけれども、諸事情で内定取り消しにする必要がある。
望ましくありませんが、そういったケースが起きることもあり得るかもしれません。
また、内定辞退を受けることもあると思いますが、内定辞退は法的にどうなのでしょうか?
会社側の内定取り消しに関しては、客観的に合理的な理由がない限り認められません。
学生側の内定辞退に関しては、2週間の予告期間を置けば損害賠償の義務などもなく内定関係を解消できます。
詳しくは、以下の記事でも確認してみてください。
『企業が就活生に与えた「採用内定」経営方針の変更による「取り消し」は許されるか?』(弁護士ドットコム)
人狼ゲームを採用試験に起用
みなさんは「人狼ゲーム」をご存知ですか?
【究極の心理戦ゲーム】初心者でもわかる『人狼』ゲームの遊び方【決定版】
お互いの距離を縮め相手の本性を知るために、ゲームやスポーツは有効な手段ですね。
採用試験だけでなく内定者研修や新人研修などでも活用できると思いますので、ぎこちなさが生まれがちな組織の場合、ぜひ導入を検討してみてください。
『人狼ゲーム 企業が採用試験や新人研修で採用する背景を解説』(NEWSポストセブン)
採用におけるKPI管理はできていますか?
東洋経済オンラインでのビズリーチ南氏の連載コラムです。
今回は採用の目標管理に関して語っています。
10人採用するには、13人に内定を出す必要があります。13人に内定を出すためには、85人を面接しなければならない。85人に面接をセッティングするためには、毎月、1000人に声をかけなければならない。これが、現在のビズリーチにおける人材採用のKPIです。
感覚だけでなく、しっかりと数値に落とし込み採用活動をできていますか?
翌年の採用活動でもデータがあったほうが方針が決めやすいため、しっかりと数字を把握するようにしましょう。
『10人採用するなら1000人に声をかけよ』(東洋経済ONLINE)
いかがでしたでしょうか?
2015卒採用の終盤と2016卒採用の準備が重なり、忙しい企業もあるかと思いますが、2015卒向けの内定者フォローは採用活動のゴール、2016卒向けのサマーインターンは採用活動の入口、どちらも重要になります。
気を抜かずに残りの期間を頑張ってください。
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