採用担当の教科書

採用戦略の多様化。採用ナビサイトに頼らない採用手法とは?

採用関連ニュース

リクナビやマイナビなどの採用ナビサイトを活用した採用手法は一般的ですが、新卒採用の求人倍率が高くなり、新卒採用が困難な状況になりつつあります。
人材確保を確実にするためにも、採用戦略を多様化させ、自社にあった採用手法を取り入れていくことが大事です。

今週の「新卒採用の手引き」採用関連ニュースでは、採用トレンドから考える採用手法を中心に、採用活動に関するニュースを紹介していきます。

インターンシップは効果的な採用手段

リクルートキャリア調べのインターンシップに関する調査結果です。

《インターンシップ参加学生の16.2%が、インターンシップ参加企業に入社予定》
という事実。また、参加企業ではないが、同業種の企業に入社する予定の人が25.5%もいます。これらを合わせると、インターンシップ参加学生の実に41.7%が、インターンシップに参加した業種に就職する予定となっています。

元々、CSRとして始まったインターンシップですが、採用活動に与える影響はとても大きいようです。
2013年度にインターンシップを実施した企業は43.5%と約半数。

1dayインターンなど短期プログラムだと、学生からは物足りなさや職場の雰囲気が分からない、などの声もありますが、今後はインターンシップが新卒採用の導線としてより大きな存在になっていきそうですね。

『採用バブル到来!”青田買い”に効くあの手法』(東洋経済オンライン)

産学連携で採用直結へと繋げる

デジタルコンテンツの人材育成スクール「デジタルハリウッド」とアニメCG制作スタジオ「株式会社サンジゲン」による産学連携プログラム「採用試験直結コースサンジゲンハリウッド2」が7月に開講されます。

受講対象者は「サンジゲンへの就業に意欲のある方」とし、募集人数は20名。
受講料は55万円となっています。

入社後に必要なスキルを受講者自身が身に付けたうえで入社するため、採用のしやすさは高まりますが、受講者側の負担は大きそうですね。
また、コース修了した際の採用保証があるのかどうか、が気になるところです。

『採用試験直結コース『サンジゲンハリウッド2』7月19日開講!』(PR TIMES)

チームメンバーは「先着順」採用

メンバーを選ぶのではなく、受けに来たメンバーをどう活かしていくか、といった視点で採用を行っている事例です。

同社の新入社員の採用方針だった。それはなんと「先着順」。能力や経歴は不問、単に応募が早かった順に内定を出しているというのだ。なぜかというと答えは簡単、「誰にでもよい部分はあるから」だという。

たとえば高校を2回も留年して入社した社員については「ダブった分、同級生が多いだろ? 人脈があるってことだよ」と笑っていた。

良い人材を集めることも大事ですが、集めることに時間をかけることよりも、今いる人材でよいチームをつくることのほうが効率的ともいえそうですね。

『チームメンバーは「先着順」採用でいい!?』(東洋経済オンライン)

社員紹介で社員全員が採用担当者

株式会社ビズリーチ代表取締役の南氏の連載コラムです。
採用手法として、社員からの紹介を取り入れています。

チームを作って採用に取り組む「全社横断リクルーティング・プロジェクト」です。このプロジェクトを始めてからもうすぐ1年が経ちますが、直近の1年で言えば、入社した社員の56%以上が社員紹介によるものとなっています

社員紹介のほうが優秀な人材が集まりやすく、社員全体で採用に取り組むことで、社内活性化やビジョン浸透など採用以外の面での効果も大きいようです。

『社員の紹介ほど有効な採用手段はない』(東洋経済オンライン)

「大量採用はブラック企業」というイメージも

日本労働組合総連合会の「就職活動に関する調査」のなかで、ブラック企業に関する調査がありました。

「”ブラック企業”とはどのような企業だとイメージしているか」聞いたところ、「残業代が支払われない」82.7%と、「残業や休日労働が多い」81.5%が8割台となった。また、「ブラック企業とのイメージを与える要素」では、「大量に採用している」34.8%、「業務内容が不明瞭」33.9%、「採用広告を年中出している」28.3%、「若手の活躍を強調している」21.4%が上位に挙がった。

大量採用することや、採用広告を年中出している、ことをブラック企業と感じる若者もいるようです。
若者の印象を気にし過ぎる必要はありませんが、若者との感覚の違いを認識しておくことが必要かもしれませんね。

『学生の持つブラック企業のイメージは「大量採用」-就職活動に関する調査』(マイナビニュース)

今週の記事はいかがでしたでしょうか?

価値観の多様化や制度の変更で、新卒採用が今までと同じ形では通用しなくなっています。
既存のやり方にただ従うのではなく、自社の採用活動にあった採用手法を取り入れてみてください。

「新卒採用の手引き」運営局

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