もうすぐ7月も後半にさしかかりますね。
大学生は試験期間に突入し、その後は夏季休暇となります。
8月からはサマーインターンを始める企業も多くあると思いますので、その準備で7月は忙しいのではないでしょうか。
それでは、7月2週目の「新卒採用の手引き」採用関連ニュースを紹介していきます。
インターンシップの指針が17年ぶりに改定
文部科学省などが大学生のインターンシップ(就業体験)のあり方を定めた指針を17年ぶりに改定しました。
『インターンシップの推進に当たっての基本的考え方』という、文部科学省・厚生労働省・経済産業省連名の4月8日付文書のなかにある内容になります。
インターンシップと称して就職・採用活動開始時期前に就職・採用活動そのものが行われることにより、インターンシップ全体に対する信頼性を失わせるようなことにならないよう、インターンシップに関わる者それぞれが留意することが、今後のインターンシップの推進に当たって重要である。
とあり、インターンを通じた就職活動解禁前の採用活動を自粛を促すような記述があります。
とはいえ、インターンから採用に繋げようとしているのが最近の採用活動の流れであり、企業がそういった意識を持たずとも、インターンを通して知り合うことで採用活動/就職活動に影響を与えることになるでしょう。
今後、インターンの定義が変わり、結果的に採用活動の時期にも影響を与えていくのではないでしょうか。
『インターンの青田買い防げるか 17年ぶり指針改定』(J-CAST)
欲しい人材はしつこく追いかける
株式会社ビズリーチ南さんと株式会社DeNA取締役南場さんの対談記事となります。
とにかく、欲しいと思った人はずっと追いかけます。それも、何年も。今も欲しいなと思っている人がたくさんいるので、時々、お会いしては、お茶を飲んでお話を伺ったりしています。いい感じに育っている人は、どこまでも追いますね。
当たり前のことだけど、入ってもらうことが重要なのではなくて、入って活躍してもらうことが大切ですよね? 正しい情報を得て自分で決めたのだという納得感がないと、なかなかエンジンがかからないと思うのです。
優秀な人を口説くためには、社長とかボードメンバーのような人間をもっともっと活用してほしいと思う。採用担当者が自分の力だけでなんとかしようと思うのは、逆にもったいないですよね。世の中の大企業の採用担当者って、もしかしたら自分の力だけでなんとかしようと考えすぎているのかも。
参考になる言葉はあったでしょうか?
興味があるかたはぜひ対談記事を読んでみてくださいね。
『南場さん、DeNAも「肉食採用」なんですか?』(東洋経済ONLINE)
ブラック企業の風評は採用の脅威
ブラック企業と認識されてしまうと、採用活動においても圧倒的に不利になります。
ブラック企業としてのイメージが強いワタミを例に説明されています。
昨今のブラック企業叩きの標的とされたのか、2013年度はグループ全体で約49億円の赤字に。また、新卒採用でも「人が集まらない」という状況に陥り、大幅な経営戦略の見直しを迫られるようになったのです。
都市部では人手不足倒産が現実化されているため、採用難になりやすい企業や業界は、企業イメージを良くして採用にプラスになるよう意識していくことが重要です。
「エン人事のミカタ」がリニューアル
人事担当者向け中途採用支援サイト「エン人事のミカタ」がリニューアルし、人事労務関連ニュースのキュレーションサービスを開始しました。
中途採用が主となりますが、労務関連や採用ノウハウに関しては、新卒採用に繋がる部分も数多くあると思いますので、参考にしてみてはいかがでしょうか?
今週の記事はいかがでしたでしょうか?
「新卒採用の手引き」では、採用担当者のかたが欲しい情報、気になるニュースを配信しています。
もし「こういった採用ノウハウが知りたい」「こんな情報がもっとほしい」などの意見がありましたら、お気軽にtwitterやFacebook、お問い合わせなどからご意見頂けますと幸いです。
新卒採用についてのご相談はこちら!
新卒採用において抱えている悩みや課題はありませんか?
弊社では、豊富な事例をもとに御社に最も適した方向性を一緒に考えることができます。
ご相談は無料ですので、まずは一度以下の問い合わせページよりご相談ください。