採用担当の教科書

内定者フォローの内容を把握し、辞退者と早期離職を減らそう

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就職氷河期が緩やかになった昨今でも、内定者を確実に入社につなるための内定者フォローは、これまでにかけてきた時間と労力を無駄にしないためにも非常に大切になってきますよね。

しかし
・内定辞退を防ぐ具体的な方法
・内定から入社までの短い期間で内定者に企業を理解してもらい、モチベーションを保って早期離職を防ぐ方法
というのは難しいものですよね。

そこで今回は、内定者を確実に入社につなげるための内定者フォローの具体的な内容をまとめていきたいと思います。

入社前教育

具体的には、勉強会を開いて入社前に身につけておきたいマナーやスキルを知らせたり、社内の雰囲気や企業理念などを深く知ってもらうための入社前研修を開くのも良いでしょう。

しかし現代の学生は時間的束縛を好まない傾向もあるので、そこは内定者の傾向を見極めた上で適切な内定者フォローが必要となります。

また、入社前と入社後のギャップを抑え、離職者を減らすためにも、教育の面だけでなく提出書類の案内や事務連絡を取る過程で企業の深いところを知ってもらうように心がけましょう。

また企業側としては、内定が決まった学生のモチベーションが高い状態を利用するかたちで、業務に必要な知識やスキルの習得を支援し、即戦力に繋げやすくするというのも効果的です。

同期同士の交流の場を設ける

人間は誰でも他人と道を外れることを不安に感じます。
ですので近年は、内定者同士でコミュニケーションをとることができる場を求める学生が増えています。

それはチャットワーク、Facebookなどのオンラインでもできますし、勉強会や研修の延長線上に内定者懇親会として場を設ける方法もあります。

これから同じ企業で働く仲間がほしい、一緒に気持ちを共有しモチベーションを高めたいと感じる学生は多いという傾向を頭に入れておくことをおすすめします。

任意でオープンな社員との懇親会

実際に現場で働いている社員との交流会を企画する企業は多いですが、時間的拘束を好まない傾向を考えると、社員と内定者の飲み会・交流会が必ずしも効果的とは限りません。

「働いている人の生の声を聞きたい」と考える内定者は多いはずですが、そこに拘束を伴ってしまうと逆効果になってしまうので、バランスを見ながら計画するとよいでしょう。

内定者の不安を取り除く

セミナーを開催したり、採用サイトで情報をオープンにしているつもりでも、内定者にとってはまだまだ分からなくて不安なことだらけです。

給料・残業代・休日は求人どおりなのか、服装はどんなものを着ればいいんだろう、ノルマはあるのか、持ち物は何が必要だろうか。具体例を挙げればきりがないですが、初めての場では誰でもこのように不安になる気持ちは理解できますよね。

事細かにすべてを伝えるのは難しいと思いますが、去年の新人研修の内容や社内の懇親会の情報などでも、学生にとっては自分が働くことになる職場をイメージするには十分に役立ってくれます。

そのように実際の活動をオープンにすることは、内定者にとっても不安を取り除く材料になってくれるでしょう。

定期的な連絡を心がける

学生が内定をもらってから長い場合だと一年近く時間があく場合もあります。その場合に企業から連絡がなかったら「内定ってほんとうだったんだろうか」「自分だけ連絡がないのではないか?」と不安を覚えてしまいます。

入社までのスケジュール、入社後の流れ、研修内容などをまめに連絡できれば理想ですが、時間と労力を加味して決めるとよいでしょう。

しかし少なくとも一ヶ月に一回くらいのペースが望ましいです。月に一回連絡があるということが分かれば、学生は「自分は内定者なんだ」という安心感を持つことができます。

内定者一人ひとりに合わせたフォロー

現代の学生は人間関係に敏感になっている傾向にあります。それは同時に、同期や社員にはどんなひとがいるのかということに関心が高く、一度不安を取り除けば結束が強くなるという傾向でもあります。内定者に確実に入社してもらうためには、そういった傾向に合わせて企業側が行動できるかが鍵となってきます。

また、現代の学生たちは、親が終身雇用などのこれまで当たり前だった働き方が崩壊していく様を見て育った世代です。そのため、そもそも会社という組織に属する意識がない・ひとつの働き方に依存しないという学生も多いです。

一度内定をもらった企業でも、自分にあわないと思えば辞退するという選択をとることができるため、企業としては内定者の立場に立って「企業が内定者一人ひとりをどのように見ているか」に注目して内定者フォローを行っていくことが大切になってきます。

これまでにまとめたのが、内定の期間に学生のモチベーションと向上意識を有効活用して入社の準備を進めるのと同時に、内定者の不安を可能な限り取り除くことで辞退者と早期離職者を減らすための内定者フォローの内容です。

なお、内定者フォローの他の具体的な施策については
【事例】おすすめの内定者フォローの施策8選
も合わせてお読みください。

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