採用担当の教科書

倫理憲章って守るべき? 新卒採用を始める時期の考え方

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採用活動を始める時期について経団連の倫理憲章を参考にしている会社も多いのではないでしょうか。
2015年(2016年3月卒業対象)からは大幅な後ろ倒しが決定されました。
この倫理憲章はどこまで守るべきなのでしょうか。

乗り遅れないように情報収集を

この大幅な後ろ倒しによってセミナーの開催時期や選考の開催時期も大きくずれることになります。
しかし、実際にすべての企業が倫理憲章通りに採用広報活動を後ろ倒しにするのかと言えばそういうわけでもありませんが、大々的に倫理憲章を無視するのも難しいでしょう。

なぜなら大手採用ナビサイトは情報の公開開始時期を倫理憲章のスケジュールを参考にして決める場合がほとんどだからです。
特に大きな変化のある今年度に関して採用ナビサイトの営業などから他会社の状況を詳しく聞いておきましょう。
いろいろな情報を集めた上で自社としてどのような方針で行うのかを、採用の開始時期について再検討した方がよいです。

変わる採用活動

もし本当に倫理憲章通りの採用活動に完全に合わせるようなことになれば選考活動は2か月しかありません。
こうなってくると選考開始から2か月で内定式という事態になってしまいます。

ここで懸念されるのは内定式間際の内定辞退です。
内定辞退を防ぐための対策をする必要が出てくるでしょう。
また、採用活動とは別ルートのインターンシップやリクルーター制度の強化などこれまでと違った新しい方法を取り入れていく必要があるもしれません。

他にも選考とは全く関係のないキャリアセミナーなどを開催し、学生に業界の事について知ってもらったりワークショップなどを経験してもらったりすることも自社の知名度アップにつながるでしょう。
選考期間もタイトになっていますので選考スケジュールも工夫が必要になってきます。

どこまで守るべきか

実際には倫理憲章に関係なく選考を開始したり、内定を出したりする企業はたくさんあるでしょう。
一気に3か月もスケジュールを後ろ倒しにすることは、どの企業も難しいはずです。
それでも大手企業は倫理憲章を参考することが多いようです。

そうなってくるといくら自社で早めに選考を進めても大手の選考結果が出るまで最終的に決められないという学生が出てくるかもしれません。
ある程度はまわりと足並みを揃えていくことも必要となって来るでしょう。

取り込んだ学生が他に行かないように自社に引き付けておく方法を考えておきましょう。

状況を見ながら軌道修正していく

採用スケジュールは採用活動の開始時期にある程度決めておくものだと思います。
それでも倫理憲章の改定などがあり大きな変化が見込まれるときはある程度、柔軟性を持ったスケジュールにしてその都度軌道修正していけるものにしていきましょう。

「新卒採用の手引き」運営局

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