採用担当の教科書

新卒採用がはじめての採用担当者へ。新卒採用の面接でするといい質問例25選!

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新卒採用の面接をする際、一番悩まなければならないことは「学生にどんな質問をぶつけるか?」ということ。
場当たり的に質問していると、一人ひとりにバラバラな質問をしてしまい、本当に聞きたい情報を得ることができなかった…ということになりかねません。
平凡な質問には平凡な答えが、良い質問には良い答えが返ってくるものです。

質問の仕方を変えることで、応募者の答えは全く変わってきます。
例えば「自己PRをしてください」を「あなたのセールスポイントは何ですか」と変えると、より具体的なPRを得ることができます。
そこで、今回は1次・2次・最終面接で“そのまま使える”質問例を厳選して掲載しました!

  • 質問を考えるのが大変。何を聞けばいいの?
  • どの学生に質問をぶつけても、みんな同じような答えしか言ってくれない。
  • どのような問いを投げかければ、学生の本質が見えるのだろう…?

と感じているかたはぜひご活用ください。

1次面接で聞いておきたい質問

最初に確認したいのは「定型的な質問に対し、きちんと受け答えができるか」です。
具体的には、以下のような質問がよいでしょう。

1.自分の強み・弱みを教えてください。
2.あなたの長所・短所を教えてください。
3.あなたの特技・趣味は何ですか。
4.学生時代に力を入れたことは何ですか。
5.志望動機を教えてください。

受験者が答えやすい質問を最初に行い、緊張をほぐします。
その際チェックする項目としては、以下の3つを意識しましょう。

  • 履歴書やエントリーシートと相違ないか
  • 暗記して棒読みした答えになっていないか
  • きちんとコミュニケーションする意思を感じるか

続いて、どうして自社に興味を持ってくれたのかを聞いていきますが、注意点が一つ。
それは「志望動機が不十分=不合格」と決めつけない、ということです。
この時点ではまだ学生はたくさんの企業を受けており、1社を深く調べることが難しい状態です。
だから、ここでは選抜ではなく、純粋な興味で質問を加えていきましょう。

6.どうやって弊社を知りましたか。
7.弊社のどんな点に魅力を感じましたか。
8.自分が行きたいと思う会社の決め手は何ですか。

1次面接では(よほど大企業を除き)“ありきたり”な質問で選考することが良いでしょう。
そこで一般常識やマナーに問題がなければ、2次面接に通します。

2次面接で聞いておきたい質問

ここでは「自社の正確な理解」と「覚えていない質問への対応」を確認します。

9.弊社の主力商品を、3つ挙げてみてください。
10.弊社の活動について、どのような印象をもっていますか。
11.弊社のいるマーケットは、今後どのように推移していくと考えていますか。
12.弊社の弱みはなんだと考えていますか。また、どのように改善できると思いますか。

自社への理解度を測る質問です。
ただ単に志望動機、と聞くのではなく、より具体的に研究できているかを評価します
その際、以下のような「集中して深掘りするための質問」を効果的に使うとよいでしょう。

13.もう少し詳しく教えてください。
14.どのようなこと(もの)から、そのように考えたのですか。
15.特にどの点に興味を持ちましたか。

具体例を挙げると、

志望動機は何ですか。
→はい、志望した理由は~
→ありがとうございます。 お話しされていた「○○」の部分に興味を持つ理由は何ですか。
→はい、○○に興味を持った理由は2つあり~
→なるほど。最初にお話しいただいた部分ですが~

このように深く1つのテーマに切り込むことにより、型にはまらない答えを引き出すことが可能です。
また、発言に対してあえて逆説的な切り返しをすることで、本音を見ることができるとともに、対応力も確認できます。

16.私は○○という考え方を持っています。どちらが正しいと思いますか。
17.お話しされたことに私は○○の点から同意できません。この発言を聞いて、どう感じますか。
18.本当に、そう思っているのですか。私はそう思いませんが。

最終面接で聞いておきたい質問

自社をよく理解し、ある程度深い質問にも答えられるようであれば、最終面接を案内します。
ここで聞きたいのは「熱意」と「本音」です。

19.遠慮しないで、聞きたいことを教えてください。
20.この面接までに、準備の時間はどれぐらいかけましたか。
21.率直に教えてください。弊社のどこに魅力を感じましたか。
22.あなたは内定が出たら、何%の確率で弊社に入社いただけますか。
23.仮に残業があるとして、1日何時間までならこの仕事にやりがいをもって働けますか。
24.あなたのやりたいことと、弊社の仕事はどれぐらい合致していますか
25.弊社でどのように活躍していたいと思っていますか。

ここで確認するのは「具体的な数値や言葉で質問に答えることができるか」ということ。
最終面接で「内定が出ても、入社しません」と話す応募者はいませんので、あえて数値で問いかけています。
「50%ぐらいです」と話す場合は、志望度が高くないということがわかります。
(100%です!と言い切れたとしても、その表情から本音を読み取ることができます)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
選考過程により、必要な質問が異なることがご理解頂けたのではないでしょうか。

  • 1次面接では基本的なコミュニケーション力
  • 2次面接では志望動機
  • 最終面接では志望度と熱意

を軸に、質問を組み立てるとよいでしょう。
ぜひ本稿を参考に、良い質問を考えてみてくださいね。

上田一輝

上田一輝

大学にてバイオテクノロジーを学び、首席卒業。しかし”人の力を生かし、幸せを創る”経営学に興味を持ち、転向。イオングループに入社し、人材管理・店舗マネジメントに携わる。その後独立し、講師として活動を開始。業界最年少ながら研修会社や予備校など、年150回、累計1000回の経験を持つ。また、ボードゲームを用いた研修事業「ナレッジゲームズ」も展開している。詳細はhttp://uedakazuki.com/

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