採用担当の教科書

元採用担当が思う採用担当者が心がけておくべき5つのこと

5つ

いよいよ12月になり採用活動の準備も忙しくなってくることだと思います。
今回は、採用担当の経験者として、心がけておくべきことをご紹介します。

1.会社のビジョン・人材像を面接官と擦り合わせる

面接をしていると、悪気がなくても、ついつい面接官の好き嫌い、合う合わないで人材の採用をしてしまう場合があります。
すると会社に似たような人材しかいなくなってしまう場合があります。
会社の成長段階にもよりますが、ビジョンを共有し、どんな人材が会社に必要なのか?最初に設定した採用したい人材像を常に擦り合わせ、軌道修正をしていくのも採用担当の役割かと思います。

2.体調管理をしっかりと

説明会シーズンは前に出ることも多い仕事です。
説明会の司会や面接のアテンド、試験管など様々な役割を1人でいくつも担う場合もあるでしょう。
特に人前で話す機会が多いときは喉のケアを重点的に行いましょう。

3.媒体の営業に頼る

もし、新卒採用媒体を利用しているのであれば、営業担当に頼ることをオススメします。

営業担当は、新卒採用全体の動向、トレンド、学生についてなどいろいろな情報をもっています。
それだけでなく、人材業界には、人材採用に熱い思いを持ち、人材採用や育成で会社の成長をお手伝いしたいという熱い思いを持っている人も多くいます。
きっと採用担当者に頼られたいと思っているでしょうし、良き相談相手になってくれるでしょう。

4.採用した学生を信じる

入社後に、社内で「あいつは誰が採用したんだ!」という話になってしまっているというのを聞くことがあります。
それは、採用された人材にとって、とても失礼なことです。
そういった状態にならないために採用担当ができることは、選考の内から関連部署とコンセンサスをとっておくことです。
また、入社まで1番接しているのは採用担当者です。
よき相談相手になってあげてください。

5.想い通りに人材を採用できなくてもへこみすぎない

採用は、出逢いです。
よい採用をするために努力できることはたくさんありますが、それをしつくした上で、想い通りにいかないこともたくさんあります。
採用担当がいい人材だ!と思っても、経営層でNGが出たり、内定辞退をされたり…
次に切り替えることが大切です。

人材採用に関わって見えてきたこと

私が人材採用に関わって感じたのは、人材採用を通して、社会のいろいろな問題が見えてくるということでした。

私が営業をしている時、ちょうどゆとり世代と呼ばれる人たちが会社に入社しはじめた時でした。
人材業界は、“ゆとり世代”をどう教育していくか?がテーマになったコラムが書かれ、セミナーが多く開催されていました。
これだからゆとり世代は…といってゆとり教育を受けた世代を嘆く企業の人たちがたくさんいました。

そこで、感じた違和感を今でもはっきり覚えています。

ゆとり教育を受けた人たちは、その教育を受けたくて受けたわけではありません。
私には、その時に大人たちが決めた教育制度によって、そういった教育を受けた人たちが批判される意味がわかりませんでした。
1人1人を見れば、先輩たちと同じようにいいところも悪いところもある会社や社会にとって必要な人材であるのにも関わらず、そういった言葉が出てしまう状況がすごく嫌でした。

産まれた時代、環境、教育によって、人は育ち、変化します。
もうすぐ選挙もありますが、その変化や多様性を受け入れられるような企業、世の中になるように私たち一人一人が責任を持って意思決定をし、社会をつくっていかなくてはいけないと思っています。

企業にとって、人材というのは、1番大切な要素です。
新卒採用とは、会社を成長させ、変化に導くことができるチャンスだと思います。
なかなか社内の協力を得られなかったり、いろいろなことの調整に追われていたり、想い通りに採用がすすまなかったりすると、モチベーションが下がることもあると思います。
そんな時は、人事同士の交流会に参加して、同じ想いや悩みを持つ人たちとの交流をもつといいと思います。
きっといろいろなヒントがあるでしょう。

新卒採用の手引きは、採用担当者に寄り添い、採用に関する疑問を解決し、より良いマッチングをはかるために誕生しました。
人生の大半を働いて過ごす中で、企業も人もミスマッチが減り、活き活き働く世の中になるために、今後も様々な記事を配信していきますので、引き続きお読み頂ければ幸いです。

金子愛

金子愛

法政大学卒業。 2008年株式会社クイック入社。 求人広告営業を経験後、営業企画、研修、新卒採用担当を経験。 企業で働く人や学生と接している中で、“多くの選択肢を知った上で、自分の生き方や職業を選択すること”の重要性を感じ、現在は、千葉県富津市金谷で多世代交流ができるようなコミュニティづくりをしている。

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