平成17年3月卒業者向けの新卒採用の準備も本格化が進み、インターンシップの開催やセミナーの準備が始まっている会社も多いのではないでしょうか。
選考に対する準備も既に進めている会社もあるかもしれませんが、選考スケジュールの組み方のコツなどについて紹介していきましょう。
役員のスケジュールは早めに抑える
倫理憲章による来年度の新卒採用スケジュールでは選考の解禁は6月以降ですが、それ以前に選考を進める企業も多いのではないでしょうか。
そうなると選考のための面接官の日程もそろそろ押さえておかなければならない時期ですね。
いまのうちに秘書などに通して面接の予定を入れてもらう機会が多い旨を話しておいたり、忙しい時期などを聞いておいたりしておきましょう。
直前になってから面接を依頼してもなかなかスケジュールが合わずに、最終面接の日程の間が空きすぎてしまうと大変です。
今年も選考スケジュールの変更により学生の動きも読みづらく、内定辞退も依然多い状況が予想できます。
戦略的に最終面接を行うために、面接官の日程を早めに抑えておくことは非常に重要になってきますね。
他部署の協力を得るための挨拶をしておく
最終面接の役員だけではなく、一次面接、二次面接でも人事担当だけではなく配属予定部門の営業系や技術系の管理職の社員に面接官をお願いすることがあるのではないでしょうか。
採用の業務に就いていない他部署の社員にとって採用の面接は時間を取られるのであまり積極的に参加したいものでないことが多いです。
早い余裕のある時期に直接部署までいくなどしてお願いすると心証が良くなり、協力的になる場合もあります。
その際に昨年度の実績の資料や今年度の大まかなスケジュールなどの簡単な資料があると概要が伝わって良いのではないでしょうか。
他部署の協力体制は新卒採用活動を成功させるためには欠かせないものです。
協力依頼には労を惜しまないようにしましょう。
臨機応変なスケジュールを考える
倫理憲章上の採用スケジュールに変更がある昨今の新卒採用では、いつから内定出しを始めるのか重要になってきます。
選考スケジュールを決める際に初めての内定出しの時期を決め、それに向かって選考スケジュールを組んでいく形にはなりますが、状況字応じて臨機応変に対応できるようにしておきましょう。
例えば以下のような場合の検討が必要な場合が出てきます。
- 受験希望者の増減による面接日程の追加や中止
- 内定辞退の増加による新たな二次募集検討
- 学校推薦やインターシップ経由などの別の選考ルートの構築
選考を実施する段階になってもいろいろな状況や変更に臨機応変に対応できるように様々な可能性を考えておきましょう。
戦略的な選考スケジュールを
新卒採用活動において選考スケジュールをどう組んでいくのかは、優秀な人材を採用できるかどうかを左右する重要な事柄です。
内定出しの時期に気を付け、臨機応変な事態にも対応できるように余裕を持ってスケジュールを考えましょう。
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