採用担当の教科書

新卒採用を何人で担当すべき?採用担当の仕事と適切な人数

新卒採用担当の役割

貴社では、何人で新卒採用を担当していますか?
会社の規模感によって、採用担当者の人数は変わり、通常業務と掛け持ちしながらやるケースもあれば、採用を専門に仕事する人が複数人いるケースもあります。
採用人数や採用にかける工数を考慮して、自社にあった採用担当の適切な人数を意識しましょう。

今回は、新卒採用担当の仕事と役割分担、適切な人数についてお伝えします。

採用担当者の仕事とは?

そもそも採用担当者にはどんな仕事があるのかを今一度整理したいと思います。

採用の目的・ターゲット・採用コンセプトの明確化

経営陣と今後の会社の方向性や、現状を確認し、本当に採用活動が必要か?
今後会社が目指す方向性において、必要な人材を明確にし、採用コンセプトを決定します。

スケジュール作成・社内調整

どの時期に何をするか、といった採用スケジュールを策定します。

  • どの社員に新卒採用に協力してもらうといいか?
  • 学生に対して何を伝えていくか?
  • どのタイミングで誰に関わってもらうか?

これらのことを考え、人選を行います。
そして、新卒採用のターゲットやコンセプト、採用基準等を新卒採用活動に協力して欲しい社員のかたに共有し、社内調整をします。

新卒採用媒体の選定

リクナビ、マイナビ、日経ナビなど様々な新卒採用媒体のなかから、どの採用媒体を利用するか決めます。
また、HPや新卒採用向けパンフレットを作成するか、などの広報計画を作成し、掲載準備として、社員や社内の写真撮影、原稿の準備をします。

説明会の企画・準備・エントリー管理

自社の伝えたいことを伝えるためのコンテンツを考え、会社説明会に向けた資料作成を行います。
また新卒採用媒体での説明会の告知、エントリーをしてくれた学生に対しての情報発信なども行います。

選考・フォロー

適性診断やエントリーシートでの書類選考、面接やグループワークのセッティングを行います。
もちろん採用担当者自身が面接やグループワークの試験官も行います。
また、選考を受けた学生への合否連絡、フォローなどもしていきます。

内定通知・内定者フォロー

内定通知の作成、内定者が入社するまでのフォローを行います。
内定者通信の作成や、内定者研修の企画なども行う必要があります。
それと同時に次年度に向けた内定者アンケートを実施し、次年度の採用活動へ活かします。

採用担当の適切な人数とは?

上記のような仕事がある採用担当。
何人で担当するのが適切だと言えるのでしょうか?

採用人数や企業規模、所在地(支社のあるなし)によって異なりますので、幾つかのパターンごとに紹介したいと思います。

採用人数10名未満の場合は2名程度

採用人数が10名未満のときには、2名程度で担当することが多いです。
男女のペアで組んでおくと対応しやすいことが多く、価値観や意見でもバランスがとれていいです。
2人で全ての面接や選考を対応することは難しいため、社内での協力を仰ぎつつ行うのがいいでしょう。

採用人数20〜40名までは4名程度で担当

20名を超えるときには、4名程度で担当するのがいいでしょう。
1人は管理職として全体を管理しつつも自分でも動くタイプが多いです。
人数が多くなると役割分担をしっかりとしがちですが、学生対応で手間が多いと感じる仕事も少なくありません。
1人に手間がかかるタスクが集中しないように、役割分担は明確にしつつも、互いに協力し合える関係づくりが大事です。

1人で担当するのは避けたほうがいい

1人で採用担当をする場合、その人に何かあったときに対応できず、採用自体がストップしてしまう可能性があります。
メインで動く人は1人にしつつも、2人体制で行うのがよいでしょう。
1人に任せる場合には、情報共有の徹底、社内全体でのフォローなどを意識し、採用担当が1人で全てを抱え込まないように注意したほうがいいです。

新卒採用は、部署を横断した一大プロジェクトです。
採用担当の仕事をしっかりと把握し、適切な人数と配置を意識して採用活動に取り組んでください。

金子愛

金子愛

法政大学卒業。 2008年株式会社クイック入社。 求人広告営業を経験後、営業企画、研修、新卒採用担当を経験。 企業で働く人や学生と接している中で、“多くの選択肢を知った上で、自分の生き方や職業を選択すること”の重要性を感じ、現在は、千葉県富津市金谷で多世代交流ができるようなコミュニティづくりをしている。

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