採用担当の教科書

急成長の裏にある強さとは?ユーザーのことを考え続けるWantedly

ユーザーには会社に“遊びに行く”ようなライトな出会いを提供し、企業側には「給与・待遇」に関する記述は掲載NGのシゴトSNS「Wantedly」。
一見、採用に不向きなサービス設計に思えますが、実は『共感』をキーに採用成功事例が多く生まれています。

では、これから新しく企業がアカウントを開設したときに、どうすればうまく採用できるのでしょうか?
前回に引き続き、ビジネス・ディベロップメント担当の大塚早葉さんに、ユーザーサポートの体制や開発者の声をお伺いしました。

急成長の裏にある強さとは?ユーザーのことを考え続けるWantedly

個別相談会や電話サポートで企業をフォローする。

- はじめてWantedlyを利用する企業担当者は、従来の採用サービスと違う点が多くて導入に戸惑いそうですね。使い方に困った時は、どうしたらいいでしょうか?

「オンライン上のチャットからお問い合わせいただいたり、カスタマーサポートまでお電話いただければ、すぐにスタッフがお答えします。

また、オフラインでもサポートしています。
本社では、毎週火曜日と木曜日に無料相談会を開催しています。
無料で使えるトライアルプランのご利用でも、一対一で対面で個別相談ができるので、何かお困りのことがあればご活用いただけたら嬉しいです」

相談会のお知らせ
参照:ココロオドル相談所(個別相談会)のお知らせ

- どんな方からのご相談が多いのでしょうか?

「そもそもWantedlyが何がわからないから、まずは話を聞いてみたいという方から、使っているけれど成功体験できていない方まで、様々ですね。
やはり、お客様ごとにお悩みも違えば、採用成功のポイントもちがいます。お話を聞いたり、ページを拝見しながら、相性の良いオプションや、ページの書き方など、個別でアドバイスさせていただいています」

- 無料のトライアルプランでも、そこまでサポートいただけるんですね!

10名からエントリーがくるまでは無料でお使いいただけるので、その間に機能を存分につかっていただきたいと思っています。
目安としては、100〜130PVで1エントリー来るのが平均値なのですが、この数値に達していない企業には、こちらからお電話をかけることもあります」

応募を待つだけ、ではなく、時にはカスタマーサポートからお電話します。

-お電話までいただけるんですか!?

「はい。カスタマーサポートは一人一人KPIを持っているので、自分で決めた指標を元にして、お客様へのサポートを行っています。

例えば、先ほどのPV数に対してKPIをもうけている担当なら、130PVあって1エントリーにも至っていないアカウントをリストアップして、順にお電話をしてアドバイスさせていただいています。
このような場合は、記事の内容が伝わりにくいことが多いので、書き直しのご相談をしたりしますね」

カスタマーサポート

- とても細やかなユーザーサポートですね。Webサービスならではのサポートという印象を受けます。

「サービスの形態がBtoBtoCなので、このようなサポート体制になっているのだと思います。
30人程の小さな組織で、法人向け営業担当がいるわけではありません。
低価格でサービス提供するためには、今の組織体制のままメンバー1人1人が、もっとユーザを増すために出来ることはなにか、日々考えて取り組んでいるところです」

エンジニアの工夫で、ユーザーと企業が気持ちよく使えるサービスへ

- BtoBtoCサービスとして、開発面で工夫されていることは何でしょうか?

「弊社のエンジニアからは、『いかに多くのユーザーに使ってもらえるかどうか』、そして、『ユーザーの行動が企業にフィードバックできるかどうか』の2つを心がけて開発していると聞いています。

- 『ユーザーの行動が企業にフィードバックできるかどうか』とは、具体的にどんな機能なんでしょうか?

「スカウト機能は特に工夫している機能の一つですね。
例えば、他のリクルーティングサービスでよく見かけるのは、スキルだけで抽出してスカウトするような仕掛けです。
でも、スキルマッチングだけで簡単にスカウトを送信することができるため、ユーザーには大量のスカウトが届いて反応率が悪くなってしまう原因に。
また、スキルだけをみていていても、他の部分ではマッチングしないこともあるでしょう。

Wantedlyのスカウト機能は、ターゲットを限定的にしています。
スカウトを送ることができるのは、募集企業の『社員の友達の友達まで』のつながりまでです。

FacebookやWantedly上で何かしらつながりのある関係性上からスカウトが送られるので、お互いのつながりを見て、価値観やコミュニティの近さから興味を持ってもらうことができます。
スカウト返信率が10%以上の高い数値なのは、こうした機能設計からきています」

日々変化し続ける機能で、さらに企業とユーザーの関係性をつくっていく

- すると、『社員の友達の友達』以上の広がりでスカウトするのは難しいのでしょうか?

「いえ、最近は、Wantedly内でのSNS機能を強化しているので、他の方法でアプローチできます。
Wantedlyの企業ページへ、『気になる』という登録をしているユーザーの一覧を見るブックマークオプション機能があります。
そのユーザー一覧からプロフィールを閲覧したり、スカウトを送ることができますよ」

ブックマークオプションとは?

- Facebookの企業ページのような機能がついているんですね。
Facebookと連動するだけでなく、独立したSNSとしての機能は、今後も充実されていくんですか?

「はい!WantedlyはFacebookアカウントで登録やログインできるので、よく“Facebookの中の機能なんでしょ”と言われるのですが、Facebookアカウントがなくてもメールアドレスで登録できるようになったり、Wantedly上で個人ユーザー同士がつながったり、など、独自のSNSとしての機能を強化しはじめたところです。
まだ新機能も続々と開発中で、11月にはよりユーザーのプロフィールが充実する新しい機能をリリース予定です。

Facebookアカウントと連動することで、企業とつながりやすくなることはメリットですが、中にはFacebookを使っていない方や、仕事では使いたくないユーザーの方もいらっしゃいますよね。
プライベートSNSはFacebook、シゴトSNSはWantedlyと、みなさんにもうまく使っていただけるようになったら嬉しいです。」

ユーザーへの心遣いが、使いやすいサービスの秘訣

カスタマーサポートもエンジニアもBtoBtoCサービスとして力を入れているシゴトSNS・Wantedly。
無料トライアルプランで10名までエントリー受付ができ、オンライン・オフラインでサポートがあるならば、まずは試しに使ってみたいところです。

次の記事では、採用成功させるための掲載時のコツや、具体的な採用成功事例をご紹介します。

ご案内サービス案内・料金など、更なる詳細は以下のリンクからご覧下さい。
採用担当者の方へ – Wantedly Adminで採用活動をはじめよう

天池知子

天池知子

2011年株式会社カケハシ スカイソリューションズ入社。 就活サイト「ミートボウル」の立ち上げ運営に携わり、学生広報を担当。 2012年「就トモCafe」の社会人バリスタとしてボランティアで運営。 現在はフリーランスとしてメディア運営・ライティングに携わる。

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