無料トライアルプランで10名までエントリー受付ができて、オンライン・オフラインでのサポートも充実している、シゴトSNS「Wantedly」。
さっそくアカウントを開設しよう!…と行動する前に、よりよくWantedlyを活用するためにはどうしたらいいのか、掲載のコツや採用成功事例について知ってみませんか。
前回に引き続き、ビジネス・ディベロップメント担当の大塚早葉さんから、採用成功させるための2つのコツと、採用事例をお伺いしました。
採用のコツその1、ビジョンを伝えること
-Wantedly上で採用成功させるためのコツは、どんなものがありますか?
「募集記事の書き方ひとつで、反応がぜんぜん違います。
会社のビジョンが伝わる記事を、オリジナルで用意していただくのがいいですね」
- 他の転職・採用媒体からの流用ではダメでしょうか?
「中には流用されているお客さまもいらっしゃいますが、Wantedly掲載向けに書きかえていただいたほうがいいです。反応率が変わってきます。
募集トップに掲載する画像も、どれだけ魅力的が伝わる画像を用意するかで、ユーザーの反応率が全然違います。
逆に、とりあえず他より目立とうと、ただ目立つためだけのフレーズや単語を入れたり、大きな文字の入った画像などはよくないですね。
あまりにも目立とうとしすぎると、パトロール部隊が見回っていて、表示順位を下げ、記事のアドバイスをさせていただくこともあります」
採用のコツその2、社員でシェアする
- ユーザーに反応してもらうためのコツは、他にもありますか?
「自社の社員さんのリレーションを通して、応援の環をひろげることです。
理想的なのは、社員のみなさんそれぞれがFacebookアカウントでログインをし、企業応援をFacebook上でのいいね!を通じて拡散することです。」
- 企業や社員の方によっては、Facebookと連動したくない、使っていない・・・というケースもあるのではないでしょうか?
「いままで約5000社にご利用いただいている中で、やはり、そういった方もいらっしゃいます。
なので、Eメールでログインする機能や、社員アカウントではなく、オプションで表示をあげる広告サポートも用意しています」
でも、お金をかければかけるほど、表示される回数があがる、という単純な仕組みではないんです。
あくまでも、ユーザー同士のつながりにあわせた募集をみせる、といった仕組みがメインです。
広告をかけた企業ではなく、友人の働いている企業や、興味を持ってフォローしている企業のほうが表示されることだってありますというのが、Wantedlyならではの仕掛けです。
ぜひ、社員や友人のみなさんにFacebookでつながって応援することで、Wantedlyならではの出会いを増やしていただきたいですね」
地方でも採用できる!宮崎県日南市の採用事例
- ユーザーのつながりから、意外なところで採用できた、なんて事例はありますか?
「宮崎県日南市の『日南市役所(日南市雇用創出プロジェクト会議)』の募集は、とても反響が大きかった募集です。
地方の、それも自治体の採用でWantedlyを活用されるなんて、イメージギャップがあるかもしれません。
でも、魅力的な募集ページのメッセージと写真に惹かれて、200人以上の応援と、6000人以上の閲覧まで盛り上がったんですよ!」
- すごい反響ですね!
「はい、最終的に80名の応募があつまり、採用が決まりました。
実は、採用とは別の出会いも生まれて。
応募者のなのかのお一人は、この募集の枠には当てはまらなかったのですが、今回のご縁がきっかけで地元企業を紹介されて、就職と移住を決めた方がいらっしゃるそうです。
地方でも魅力が伝わり応援が集まって広がることで、予想以上の採用結果が出るんだと、私たちも気づきがあった募集でしたね」
飲食業・新卒採用でも活用できる。株式会社スマイルズの採用事例
- 新卒採用でも活用されている企業はあるんですか?
「Soup Stock Tokyoなど初めとしたスープの外食事業を中心に、さまざまな事業展開されている株式会社スマイルズ様は、新卒採用の主な手法としてWantedlyを活用されています。
インタビューさせていただいたムービーがあるので、こちらぜひ一度ご覧ください!」
- 価値観が一緒の人たちと、Wantedly上で出会い、採用できた、ということがとても伝わるムービーですね。
「はい、やはり、社員のみなさんやのつながり、応援していただいているみなさんのつながりで、企業や募集内容が拡散されていく、というのが一番影響ありますね。
コミュニティやつきあう友人同士で、近い価値観を持っているので、共感されやすいのです」
- この業種・業態では採用しにくいというのは、あるのでしょうか?
「いいえ、どの業種・業態でも採用できるチャンスがあります。
みなさまから、よく『医療系のユーザーはいないですよね』『レストランでの募集って難しいですよね』などと聞かれるのですが、いまWantedly上に近い募集やユーザーがなくても、いま一緒に働かれている社員さんは、まさにその業種・業態で働いている方ですよね。
その社員のみなさんが拡散することで、友達の友達へ拡散され、その先で応援され……どんどん募集を目にする人が増えていきます。
みなさんで活用すれば、どんな業種、業態でも、地方であっても区別なく採用できる仕組みなので、ぜひ、どんどん活用していただきたいです!」
社内で協力し合って、ビジョンを伝えることができたら、どんな企業にも採用チャンスがある
現在募集されている内容を見ると、まだ未掲載の地域や業種・職種では、採用できないのではないか、と思われてしまうかもしれません。
でも、Wantedlyならではのソーシャル性を生かして、社員で協力しあいながらビジョンを伝えることができたら、どんな企業にも採用チャンスがあるようです。
次の記事では、今後Wantedlyがどんな取り組みをしようと考えられているのか、そして新卒採用の手引きをお読みいただいている、採用担当者のみなさまへのメッセージをご紹介します。
ご案内サービス案内・料金など、更なる詳細は以下のリンクからご覧下さい。
採用担当者の方へ – Wantedly Adminで採用活動をはじめよう
第一回
会社に“遊びに行く”。給料・待遇の掲載はNG。Wantedlyのユニークな仕掛け
第二回
急成長の裏にある強さとは?ユーザーのことを考え続けるWantedly
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