採用担当の教科書

採用活動に必要な用語解説!ホワイトカラーエグゼンプションとは?

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ニュースに良く出てくるけど、いまいちわかりづらいキーワード、ありますよね。
本記事ではそんなワードを、サクッと読める量でわかりやすく解説してまいります。
今回のキーワードは「ホワイトカラーエグゼンプション」です。

ホワイトカラーって?

そもそも、ホワイトカラーとはなんでしょうか。
実は…明確な定義はありません!
一般的には「頭を使う仕事をする人」「事務職」をまとめて使うことが多いですが、スーツを着ている(=白いシャツを着ている)人を指すこともあります。
また、対義語は「ブルーカラー」となりますが、これは工場等で働いている人を総称しています。
たまに勘違いしている人がいらっしゃいますが…給料が高い人を指すわけではありません。
また、日本では伝統的にホワイトカラーがブルーカラーを支配する、というイメージがあるかもしれません。
ですが、経営学ではホワイトカラーには【現場を指揮する人=ライン長】と【現場を専門知識でサポートする人=スタッフ職】の2種類があると考えます。
従ってライン長は確かにブルーカラーを統率することも多いですが、スタッフ職は違いますので注意しましょう。

ホワイトカラーエグゼンプションって?

さて、本題に入りましょう。
ホワイトカラーエグゼンプションを日本語訳にすると「労働時間規制適用免除制度」です。
分解して考えると、“労働時間”の“規制”を“免除”する制度、となります。
これで、一気にわかりやすくなりましたね。
労働基準法では、過重労働を防ぐために労働時間を規制しています。
(日本の企業では守られていないケースも多いですが、それは後述します)
これを撤廃する制度、というわけです。

なぜ時間で労働を管理するのか?

それは、労働基準法は1911年の工場法が出発点となっています。
100年以上前に作られた「工場での労働」が全てのベースになっているんですね。
その当時の労働は、工場にいる時間=労働時間でした。
ですから、時間単位の労働管理が効率的だったのです。
その歴史を引き継ぎ、労働基準法は成立しています。
ですから、給与も基本的には時給ベースで計算されるようになっているわけですね(残業代の計算や最低賃金など)

さて、次回はどうしてホワイトカラーエグゼンプションが必要と考えられるようになったのか。
そしてどのような課題があるのかについて、お話ししていきたいと思います。

上田一輝

上田一輝

大学にてバイオテクノロジーを学び、首席卒業。しかし”人の力を生かし、幸せを創る”経営学に興味を持ち、転向。イオングループに入社し、人材管理・店舗マネジメントに携わる。その後独立し、講師として活動を開始。業界最年少ながら研修会社や予備校など、年150回、累計1000回の経験を持つ。また、ボードゲームを用いた研修事業「ナレッジゲームズ」も展開している。詳細はhttp://uedakazuki.com/

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