【この記事は企業の人事採用担当者向けの記事です】
そもそもインターンシップって色々な時期に行うものの、どの時期に力をかければいいの?
と、お考えの新卒採用担当者の方
予算や人的リソースの配分もある以上、どの時期に一番力をかけるかは明確にしておきたいところですよね。
実は採用につながる時期として考えると、「冬(12月〜1月)のインターン」が一番重要です。
何故なのか。
この記事ではその理由を
・冬のインターンの特徴
・なぜ冬のインターンに力を入れるべきか
に分けて、それぞれ詳しく説明します。
冬のインターンの特徴:内定を意識した学生が多く、コストパフォーマンスが高い
冬のインターンシップの最大の特徴は「就活の本格解禁直前のため、内定を意識した学生が多い」ということです。
学生は夏から企業説明会や、夏のインターンシップを受けてきて、ある程度他の企業も見てきています。
就活生も限られた期間で、様々な企業の理解をしなくてはなりません。
そんな残り時間の少ない中で、時間のかかる冬のインターンシップを受けてくれるということは、志望度がなおも高いといえます。
つまり、採用したら来てくれる可能性が高いということです。
また、冬は就職活動自体が不安で疲れてきている学生が出てくる時期です。そんな学生に対して、早く実質的な内定を出すと、その時点で自社に心を決めてくれる場合があります。
前提:季節ごとのインターンのポイント
冬のインターンシップが重要であるという理由の前提として、まずは各季節のインターンシップの特徴を考えてみます。
夏のインターンシップのポイント
夏のインターンシップのポイントは「とにかく多くの学生に知ってもらうこと」です。
夏は、まだまだ就活の実感もなく、軸も決まっていないので、とにかく「浅く広く」みている学生が多いといえます。
あまり深く考えずに受けている生徒も多いので、ここで力をかけても、簡単に心変わりされてしまう場合が多いということです。
ただ、浅いとはいえ、自社の話を色々なバックグラウンドの学生に見てもらえる可能性があるという意味では、大事ですよね。
そこで、多くの説明会を開催して、少しでも多くの学生に出会えるようにしましょう。
また、夏(8月)にインターンシップをうけても、実際に内定を出すまで10か月以上の間が空いてしまいます。
その間に学生のモチベーションが下がってしまう恐れがあるので、内定者フォローが重要です。
内定者フォローの事例について、詳しくは以下の記事をご覧ください。
【事例】おすすめの内定者フォローの施策8選
春のインターンシップの特徴
春のインターンシップの特徴は「最後の一押し」です。
6月に採用活動開始解禁とすると、インターンシップとしては春が実質最後のチャンスです。
春にインターンシップを受けてくれる学生は、残り期間を考慮すると、より本気の入社を考えている人が多いといえますよね。
とはいえ、優秀な学生は冬の時点から他社に囲い込まれている可能性が高いです。そのため、冬に比べて、新しく優秀な学生に出会える可能性は低いといえます。
ですので、新しい学生よりも冬に目を付けた学生の心をしっかりつかんでおくのが大事です。
特に、マリッジブルーのように「本当にこの会社で良いのか」と悩んでしまう学生が出てくるので、一人一人の「本当に来てほしい学生」にしっかり時間をかけて寄り添ってあげましょう。
そこで、例えば
・学生が今後どう自己実現したい
・それに対して会社としてどう役に立てるか
等を一緒に考えて、学生にとっての人生のパートナーになり、内定を出した学生に入社を決めてもらうようにすることが必要です。
そうすると、一人一人に多くの時間を割くことになるので、多くの学生に対してはできませんよね。
そのため、誰にでもではなく「本当に来てほしい学生」に優先してしっかり時間をかけてあげましょう。
まとめ:
ここまでをまとめます。
各季節のインターンシップのポイントは
- 夏:多くの学生に会うこと
- 冬:コストパフォーマンスが高いこと
- 春:最後の一押し
でしたね。
「基本」的にはこの考え方で進め、冬になるべく力をかけていくのがおすすめです。
とはいえ、実際会社や狙う学生によって、インターンシップを開く時期や、入社の時期、ポイントというのは変わってくるものですよね。
そこで、一度でも採用のプロに大きな方向性を相談するのがおすすめです。
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