採用担当の教科書

冬のインターンシップ面接で絶対に聞くべき15個の質問とその理由

就職活動の期間が後ろ倒しになった影響で、冬のインターンシップに力を入れる企業が増えてきました。

そして7割の企業が、「就活前に学生にアプローチできる」という理由から積極的にインターンシップを開催しています。
つまり、企業間での優秀な人材の囲い込み競争が激しくなっているのです

企業の人事担当者としては、一人でも多くの優秀な人材をインターンシップに参加させておきたいところですよね。

でも、
・インターン面接でどんなことを聞けばいいかが分からない。
・そもそもどんな能力を求めればいいのかわからない。

といった悩みが出てきます。

そこで今回は、冬のインターンシップ面接で優秀な人材を見分けるために
・冬のインターンシップを請ける学生の特徴
・聞くべき15個の質問
・面接官としての心構え
を紹介したいと思います。

どうしてその質問になったのか理由も合わせて紹介していきますので、ぜひ冬インターンの面接に使ってみてください。

 

1.冬インターンシップの面接を受ける学生は志望度が高い

tyuka170809-0106_TP_V
まず、具体的な質問例に入る前に「冬のインターンシップを受ける学生の特徴」をご説明します。

冬インターンを受ける学生は、夏や秋のインターンを受けた時とはちがって本気度が高いです。つまり、内定を出した場合に、実際に来てくれる可能性が高いといえます。

夏や秋のインターン内容は、説明会やグループワークなど学生への認知度を高めるためのものが多いですよね。
また、学生の側も「業界のことを知りたい」「経験値を高めたい」といった漠然とした理由で、インターンを受けがちです。

そのため、インターンを受ける学生側の意識が高いとはいえないことが多いようです。

しかし、冬のインターンは、就活前の内定に直結する大事な時期なので、状況が変わります。
学生は志望度が高い企業を中心にインターンを受けるようになります。
インターンを勝ち取ろうと企業について調べたり、インターン業務をこなせるようにスキルをつけたりと事前に色んな努力をしています。

また、冬はもうあいまいな理由で受けるほどの余裕も学生側になくなってきます。
つまり、冬インターンの学生は、ビジネスに直結するスキル・経験を身についている優秀な学生が本気で受けている可能性が高いのです。

2.冬インターンシップの面接で聞くべきこと

OZPA_kimisaiyou_TP_V
冬インターンを受ける学生の特徴が分かったところで、具体的な冬インターンの面接で聞くべきことを紹介していきます。

優秀な学生を見分けるために、今回は「意欲」「仕事への適応性」「コミュニケーション力」の項目から質問を投げかけていきます。

冬インターン面接に特有の質問だけでなく、どのような場面でも「意欲」「仕事への適性」「コミュニケーション力」を測る質問を準備しました。

3.1.冬インターン学生の意欲を見分ける質問

まず、紹介するのは学生の意欲を見分ける質問例です。

①「どうして、自社のインターンシップを受けようと思ったのですか?」
(質問の意図)
・インターンについてどれだけ調べているかを探る質問です。インターンシップを受ける目的を考えられたり、インターン業務について詳しく知っていたりする場合、入社を意識している可能性が高そうです。

②「自社に対して、どのようなイメージを持っていますか?」
(質問の意図)
・①の質問よりさらに踏み込んで、入社への意欲を探る質問です。インターンシップ業務だけでなく、会社のことをしっかりと答えられるとさら入社への意欲が高いといえます。しっかりと答えられた場合、ライバル会社の話を振ってみると自社の志望度がどのくらいの位置にあるのかもつかめます。

③「今回のインターンでは、どんなことを学びたいですか?」
(質問の意図)
・入社後のイメージができている学生はハッキリとした答えを持っています。

④「インターンでは、どんな仕事をやってみたいですか?」
(質問の意図)
・実際に働くことをイメージしているかを探る質問です。
インターンを受ける目的を答えることができたとしても、どんな仕事をやってみたいかは働くイメージがしっかり持てていないと答えられません。

⑤「あなたをインターンとして採用するメリットはなんだと思いますか?」
(質問の意図)
・自分の強みをどうインターンの仕事に生かせるかを理解しているか探る質問です。
自分の強みと会社が求めるスキルとをしっかりと把握しているかが分かります。

⑥「大学・アルバイト以外にどんな人脈がありますか?」
(質問の意図)
・意欲や成長したいという気持ちのある人は、大学以外での人脈をつくり、経験値を高めようとしている場合が多いです。
また、この質問から学生の「コミュニケーション力」も分かってきます。

3.2.冬インターン学生の仕事への適性を見分ける質問

会社の仕事へのマッチングだけでなく、離職率が高くなっているので、仕事への適正を探ることは非常に重要です。

⑦「どのようなスキル・経験・資格がありますか?」
(質問の意図)
・即戦力になるかどうかを判断する質問です。

⑧「どのように、そのスキル・経験・資格をインターンシップに生かそうと思いますか?」
(質問の意図)
・能力も高く、入社後の働くイメージまでできている非常に優れた学生の可能性が高いでしょう。
明確な答えを持っていた場合、積極的に口説いていきましょう。

⑨「今まで、どんなインターンの経験がありますか?」
(質問の意図)
・夏・秋のインターンを経て冬のインターンにつながりがある学生は、仕事とのマッチングは高そうです。
反対に、夏・秋・冬とインターンと業種・会社がバラバラな場合、あまりマッチングは高くないでしょう。

⑩「過去のインターンからどんなことを学びましたか?」
(質問の意図)
・経験をどのようにとらえて、成長につなげることができるかを探る質問です。
苦い経験をしていたとしてもとらえ方がポジティブであったり、今後どうして行くかをハッキリと答えられたりする場合、忍耐力があるといえそうです。

⑪「挫折や失敗の経験はありますか?どうやって挫折を乗り越えましたか?」
(質問の意図)
・ストレスに対しての耐性を探る質問です。
挫折や失敗に対してどう向き合ったのかということを中心に話を聞きましょう。

⑫「体調管理で心がけていることを教えてください。」
(質問の意図)
・自己管理ができているかを聞く質問です。
自己管理ができていない場合、ストレスに対して弱い傾向にあります。

3.3.冬インターン学生のコミュニケーション力を見分ける質問

冬インターンの面接特有の質問は少ないですが、優秀な人材を見分けるには必要な項目です。

⑬「自己紹介をして下さい」
(質問の意図)
・基本的なコミュニケーション力を探る質問です。
分かりやすく簡潔に伝えているかということに注目しつつ、視線や態度にも注目しましょう。

⑭「どうして、そのように考えられたのですか?」
(質問の意図)
・理由を聞くことで、どうしてそのように考えたのかという論理的に物事を伝える力を探る質問です。
回答と理由につながりがあるかに注目しましょう。

⑮「何か質問はありますか?」
(質問の意図)
・いきなりこのような質問をされたとしてもコミュニケーション力が高い場合、内容の伴った質問を返すことができます。
とっさに聞かれた場合、会社の情報を事前に調べられていないと質問ができないので「意欲」を探る質問ともいえます。

4.面接官としての心構え

YKPAKU7023_TP_V

冬インターンの質問としては以上のことになりますが、人事の面接をのぞくと面接官が忘れがちなことが見受けられたので紹介しておきます。

4.1.場を和ます

採用に直結するということで学生もプレッシャーを感じているはずです。

緊張した状態でいつもの力を出せず、優秀な人材を逃したのではどうしようもありません。

学生が自分の長所を出せるような雰囲気を作ることを心がけましょう。

面接官から自己紹介するなど学生の緊張を和ますことを行いましょう。

4.2.会社の顔であることを忘れない

学生にとってあなたは面接官であると同時に〇〇会社のイメージを背負っているということも忘れてはいけません。

学生は大学に戻ったときに周りの友人に面接で受けた印象を話すはずです。

ポジティブなものだったらいいのですが、ネガティブなものの場合会社にとってはマイナスでしかありません。

会社の顔であることを忘れず、学生にポジティブな印象を与えられるようにしましょう。

4.3.積極的に口説きにいく

優秀な人材がいた場合、積極的に入社した後のポジティブな話をするようにしましょう。

また、面接後のインターン中やインターン終了後にも「入社して欲しい」という意思を伝えるようにしましょう。

5.まとめ

最後に再度まとめます。

今回は、冬のインターンシップ面接で優秀な人材を見分けるために聞くべき15個の質問について以下の通り、お話しいたしました。

1.冬インターンを受ける学生は志望度が高い
2.冬インターンの面接で聞くべきこと
3.1.冬インターン学生の意欲を見分ける質問
3.2.冬インターン学生の仕事への適性を見分ける質問
3.3.冬インターン学生のコミュニケーション力を見分ける質問
4.面接官としての心構え
5.まとめ

優秀な人材は待っていてもあちらからやってくることはありません。
こちらから積極的に探す努力をする必要があります。

今回ご紹介したポイントを参考に、会社の未来を自信を持って任せられるという人材を見つけてみてください。

また面接はその場しのぎの回答をさせないことで、学生の潜在能力を測ることもとても重要です。
その考え方については詳しくは「コンピテンシー面接の事例から正しい導入方法を徹底説明!」をご覧ください。

新卒採用の手引き 運営事務局

新卒採用の手引き 運営事務局

採用担当者向け採用ノウハウサイト「新卒採用の手引き」運営局です。採用担当者や人事向けに採用ノウハウや採用関連ニュースの情報を配信しています。

Return Top